日野、型式指定取消処分の大型トラック「プロフィア」2月中旬出荷再開へ

　日野自動車は1月31日、エンジン認証不正問題により、型式指定取消処分の対象機種・車種のうち、再申請をしていた「A09C エンジン」搭載の大型トラック「プロフィア」について、同日に国土交通省より型式指定されたこと明らかにした。同社では、速やかに出荷再開に向けた準備を進め、2月中旬より出荷を再開する予定としている。

　また、「A09C エンジン」搭載の大型観光バス「セレガ」についても1月27日に再申請を行なっており、国土交通省より型式指定され次第、出荷再開に向けて速やかに準備を進めていくとしている。

　同社では「不正を二度と起こさないため、開発から法規認証、品質保証まで一貫したクルマづくりの構造改革をはじめ、『人財尊重』と『正しい仕事』を実践する経営改革、ならびに『人財尊重』を中心に据えた組織風土変革を引き続き推し進めてまいります。一人ひとり、一つ一つの仕事が社会と密接に繋がっていることを深く心に刻み、二度と不正を起こさず、社会への責任を果たしていくことを目指してまいります」とコメントしている。