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BYD、新型SUV「ATTO 3」納車式 「給電機能を使ってオートキャンプ中にコーヒーを煎れたい」と購入者のオオタさん

2023年4月4日 開催

BYD「ATTO 3」納車式に参加した株式会社アクセル 代表取締役社長 岡本二久氏(左)と購入者のオオタさん(右)

 BYD Auto Japanの国内正規ディーラー「BYD AUTO 東名横浜店」で、BEV(バッテリ電気自動車)の新型SUV「ATTO 3」納車式が4月4日に開催された。

 納車式ではATTO 3を購入した千葉県在住のオオタさんに、BYD AUTO 東名横浜店を運営するアクセル 代表取締役社長の岡本二久氏からマスコットキーと花束が贈呈され、オオタさんが購入のいきさつなどを語った。

ATTO 3を購入したオオタさん
岡本社長からオオタさんにマスコットキーと花束が贈呈された

 奥さんと子供の3人家族で、ATTO 3をファミリーカーとして購入したというオオタさんは、2022年に横浜赤レンガ倉庫で実施されたBYDの試乗会でATTO 3に初めて触れ、現物を見るまでは「実はどこかに粗があるのではないか」と侮っていたものの、試乗してみたところ乗り心地がよく、ボディサイズは少し大きめなのに運転しやすいことが気に入ったという。また、外観デザインもかっこよく、単一の車両価格でも装備が充実していることも魅力的な点として挙げた。

 これまではガソリンエンジン車に乗ってきて、BEVを購入するのはこのATTO 3が初めてになるとのことだが、BEVは環境に優しくて維持費も安く、いいことずくめだと感じているという。オートキャンプに行く機会もあるので、納車されたATTO 3では標準装備の外部給電機能を利用して、キャンプ中にコーヒーを煎れることなども楽しみたいと語っている。

オオタさんが購入したATTO 3
ボディカラーは「サーフブルー」

ATTO 3は注文から納車まで約1か月~1か月半

株式会社アクセル 代表取締役社長 岡本二久氏

 また、納車式に参加したアクセルの岡本社長は、1月31日に発売したATTO 3はこれまでの約2か月で48台を受注しており、販売に手応えを感じているとコメント。ATTO 3は購入層の約半数が20~40代となっており、幅広い年齢層に支持されていることを紹介。購入者からは「クオリティの高さ」が高く評価され、乗り替え前のクルマは国産車と輸入車がほぼ半々の比率になっているという。

 昨今は世界的に新車が納車されるまでの期間が長くなる傾向にあるが、BYDではBEVのコアとなるバッテリやモーター、半導体などを内製化しており、納車まで約1か月~1か月半の期間になっているとのこと。また、BYD AUTO 東名横浜店は新型コロナウイルスの感染拡大を受けた三密回避を目的として、来店前に電話やメールで事前予約するスタイルで運営されてきたが、オープンからの約2か月で200人ほどが足を運んでいるという。

 来店者数と成約の比率も非常に高くなっており、まだATTO 3の1車種のみでこれだけの台数を販売するケースは同社でこれまでにない大きな反響だと岡本社長はアピール。今後もコンパクトカーの「ドルフィン」、ハイエンドセダンの「シール」と取り扱い車種が増加する計画になっていることを考えると、この1店舗だけではキャパ不足になると考えているという。10月には2号店となる「BYD AUTO 港北」の展開も予定しており、この2店舗でしっかりと対応していきたいと語った。

納車式の会場となったBYD AUTO 東名横浜店