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写真で見る BYD新型バッテリEV「ATTO 3(アットスリー)」
2022年7月26日 05:00
中国のEVメーカーBYDの日本法人であるビーワイディージャパン(以下、BYDジャパン)が7月21日に日本乗用車市場への参入を発表。乗用車の販売やアフターサービスに関しては、2015年から日本へ導入している公共事業向けの「EVバス」や、工場や倉庫向けの「EVフォークリフト」とは異なり、新たに立ち上げた新会社BYDオートジャパンが行なうという。
そのBYDオートジャパンが2023年1月に日本参入第1弾として発売を予定しているのがミドルサイズSUVの「ATTO 3(アットスリー)」で、価格や販売方法については今年の11月ごろ発表予定としている。
ATTO 3の車名は物理学で測定可能な最も短いスケール「アト秒(ATTOSECOND)」から採用したといい、モーターによる俊敏な走りと、フィットネスジムをモチーフにしたインテリアで、若々しいアスリートのようなスタイルを両立させている。また、パノラマルーフを採用することで、解放感のある車室内に仕上げられた。
ボディサイズは4455×1875×1615mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2720mm、車重は1750kg。最小回転半径は5.35m。ボディカラーは「サーフブルー」「スキーホワイト」「パルクールレッド」「ボルダーグレー」「フォレストグリーン」と、アクティブさを連想させる名称も特徴的。
パワートレーンは、フロントにモーターを備えた前輪駆動モデル。熱安定性の高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリを使用した独自開発の「ブレード(刀)バッテリ」の細長い形状を生かして、フロア下に横向きに122枚敷き詰めた専用の「eプラットフォーム3.0」を採用していて、モーターのスペックは最高出力150kW(204PS)、最大トルク310Nm。0-100km/hは7.3秒をマークし、満充電での航続距離は485km(社内データ)を誇るという。