ダイハツ、軽商用車「ハイゼット」シリーズと「アトレー」の価格改定を延期

　ダイハツ工業は5月22日、軽商用車「ハイゼット」シリーズ、「アトレー」の7月生産分から適用を予定していた価格改定を延期すると発表した。

　延期期間については、工場稼働や部品供給が先行き不透明な状況などを踏まえ、年末ごろに予定している一部改良に合わせて価格改定を行なう予定。詳細については、別途アナウンスされる。

　ダイハツは4月20日に「軽商用車『ハイゼット』シリーズ、『アトレー』の価格改定」について公表していたが、仕入れ先からの部品供給不足による稼働停止により当該車種が大幅な減産となり、すでに現行価格で受注している台数分を7月までに全数生産することが難しくなったため、7月生産分からの適用を予定した価格改定を延期するとした。

　同社は「弊社製品をご注文・ご検討いただいておりますことに、心より感謝申し上げますとともに、納車が遅れ、多大なご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。すでにご注文いただいたお客さまにおかれましては、生産時期に関わらず、改定前の価格を適用させていただきます。1日も早く、安定してお客さまに製品をお届けできるよう、引き続き最大限の努力をしてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」としている。