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2023年の富士24時間レース、総合優勝は14号車 中升 ROOKIE AMG GT3
2023年5月29日 18:50
- 2023年5月26日〜28日 開催
5月26日～28日、富士スピードウェイ（静岡県）にて「ENEOS スーパー耐久シリーズ2023 第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」が開催された。
富士スピードウェイで開催される24時間スーパー耐久レースは今大会で6回目。すっかり定着した感がある場内では、イベントステージや自動車業界が目指すカーボンニュートラルの世界を学べる展示、地下トン横屋台村をはじめとする飲食ブースやアトラクションが軒を連ね、お祭りムードも満載。
また、レース観戦のスタイルもさまざま。テントサイトでバーベキューを楽しむ人や、まったりしながらゆったりレースを観戦している人など、それぞれのスタイルで述べ4万7000人の来場者がレース観戦を楽しんだ。
大会初日の5月26日には舞台となる富士スピードウェイの敷地内にウエルカムセンターとルーキーレーシングガレージがオープンするなど、ホテル、ミュージアムに続きアミューズメント性が一層高まった24時間レースは、緻密な戦略で安定の走りを見せつけるチームあり、終盤でのどんでん返しあり、と耐久レースならではの魅力に加え、世界初の液体水素燃料マシンの完走ありと見どころの多いレースとなった。
シリーズ唯一の24時間レースは7クラス46台と、STOが認めたST-Qクラスで参戦する開発車両が6台の計52台。26日に予選が行なわれ、最速のST-Xクラスのトップは1号車 HELM MOTORSPORTSのNISSAN NISMO GT-R GT3。翌日27日15時にスタートした24時間の決勝レースを制し、総合優勝したのは14号車 中升 ROOKIE AMG GT3。以下各クラスの結果は以下の通り。
ST-Xクラス
1位 No.14 中升ROOKIE AMG GT3（鵜飼龍太/蒲生尚弥/平良響/片岡龍也）
2位 No.819 DAISHIN MPRacing GT-R GT3
3位 No.202 KCMG NSX GT3
ST-Zクラス
1位 No.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT4（山﨑学/吉田広樹/服部尚貴/
川合孝汰/野中誠太）
2位 No.21 ベンチャー投資のファンディーノ Audi R8 LMS
3位 No.885 シェイドレーシング GR SUPRA GT4 EVO
ST-1クラス
1位 No.2 シンティアム アップル KTM（井田太陽/加藤寛規/吉本大樹/小林崇志/高橋一穂）
2位 No.47 D’station Vantage GT8R
ST-2クラス
1位 No.13 ENDLESS GR YARIS （花里祐弥/石坂瑞基/伊東黎明/岡田整）
2位 No.6 新菱オートDIXCEL 夢住まい館エボ10
3位 No.743 Honda R&D Challenge FL5
ST-3クラス
1位 No.38 ヒグチロジスティックサービス RC350 TWS （近藤説秀/石森聖生/鶴賀義幸/尾崎俊介/石塚崇宣）
2位 No.39 エアバスター WINMAX RC350 TWS
3位 No.15 岡部自動車フェアレディZ34
ST-4クラス
1位 No.60 全薬工業 G/MOTION’GR86 （塩谷烈州/瀬戸貴臣/山本謙悟/ピストン西沢/窪田俊浩）
2位 No.66 odula TONE MOTUL ROADSTER RF
3位 No.18 WedsSport GR86
ST-5クラス
1位 No.17 DIXCELLアラゴスタNOPROデミオ （西澤嗣哲/大谷飛雄/小西岬/野上敏彦/山本浩朗/上松淳一）
2位 No.72 OHLINS Roadster NATS
3位 No.65 odula TONE 制動屋ロードスター
開発専用車両のST-Qクラス全車紹介
