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アストンマーティン、新型「VALOUR」世界初公開 6速MTで715PSのV12ツインターボを操る内燃機関時代の最後のモデル

2023年7月11日(現地時間) 発表

アストンマーティン創立110周年を記念した「Valour」

 アストンマーティンは7月11日(現地時間)、創立110周年を記念し、アストンマーティンを象徴するフロントエンジン・スポーツカーのリミテッド・エディションとして「Valour」を発表した。Valourの生産は全世界で110台限定生産となり、2023年第3四半期にアストンマーティンのゲイドン本社で開始され、最初の納車は2023年第4四半期に開始予定。

 内燃エンジン時代の最後を飾るという「Valour」は、専用設計された6速MTと最高出力715PSを発生するV型12気筒 5.2リッターツインターボエンジンを組み合わせることにより、ドライバーとの一体感を最大限に高め、見紛うことのないスタイル、圧倒的なパフォーマンス、強烈でダイナミックなキャラクターを融合させることで、純粋に走る楽しさを追求する直感的なドライビング体験を提供するという。

 最先端の素材とテクノロジーを使用するとともに、1970年代/1980年代を象徴するV8 Vantageや伝説的なル・マン・レースカー「Muncher」からインスピレーションを得たスタイリングを採用した。

 アストンマーティン取締役会長のローレンス・ストロール氏は「Valourは、アストンマーティンのドライビングに対する情熱と類まれな伝統を称えるクルマですが、それとともに、今日その存在感をますます高めているアストンマーティン・ブランドを象徴するクルマでもあります。Valourは、クラシックなキャラクターと現代的な雰囲気を融合することで生まれたモダンなアイコン・モデルであり、英国の名高い自動車ブランドの特徴となっているエキサイティングな走りとエクスクルーシブな本質を備えています。アストンマーティンが誇る世界最高レベルのデザインとエンジニアリング、そして優れた生産能力のショーケースでもあるValourは、なによりもドライバーを最優先するアストンマーティンのポジションを改めて世に知らしめるとともに、世界でもっともエキサイティングかつエクスクルーシブで、誰もが憧れるウルトラ・ラグジュアリーなハイパフォーマンスカーです」とコメントしている。