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アストンマーティン、新型「DB12 Volante」発表 2+2シートのオープンモデル

2023年8月14日(現地時間) 発表

アストンマーティンの新型「DB12 Volante」

 アストンマーティンは8月14日(現地時間)、新型オープントップモデル「DB12 Volante」を発表した。新型「DB12 Volante」は、新型クーペ「DB12 Coupe」に続いて発表された2+2シートのオープントップモデルで、2023年第4四半期からデリバリー開始予定。

 新型DB12 Volanteのボディは、押出接着アルミニウム・ボディ構造&コンポジット(複合)パネルを採用。Volanteのアンダーボディでは、リアサスペンションのアッパーマウンティングポイント、横方向の連結などの重要な構造要素や、エンジン・クロスブレースなどによるパフォーマンス強化により、DB12 Volanteの全体的なねじり剛性を5%近く向上させた。

 エクステリアでは、アストンマーティン・エアロブレード・システム付き展開式スポイラーを装着。そのほかの特徴として、新世代インテリジェント・アダプティブダンパーが装備され、従来型と比較して減衰力の可変幅を500%増加させている。

 エンジンは、最高出力500kW(680PS)/6000rpm、最大トルク800Nm/2750-6000rpmを発生するV型8気筒4.0リッターツインターボエンジンを搭載、カムプロファイルの変更、圧縮率の最適化、ターボの大型化、冷却の強化により、「DB11」と比べて出力が34%増加。トランスミッションは8速ATを採用し、パフォーマンスでは、最高速325km/h、0-100km/h加速3.6秒を実現する。

 DB12 Volanteについて、アストンマーティンの最高経営責任者であるアメデオ・フェリーサ氏は「多くの顧客にとって、オープントップドライビングは、至極の楽しみとなっています。アストンマーティンのVolanteは、こうした喜びを生み出すため、60年以上にわたり独自のスタイルで表現し続けてきました。新しいDB12 Volanteでは、やや発想を変え、DB12 Coupeの純粋さと傑出したスポーティさをそのまま活かすことで、このような喜びを強調するクルマを生み出しました。あらゆる点で本物かつ希少なスポーティング・コンバーチブルであるこの車は、先入観を覆し、新世代のVolante顧客層にアプローチします」とコメントしている。

アストンマーティンの新型「DB12 Volante」