ニュース
奥川浩彦の「撮ってみましたF1日本グランプリ 2023」(後編)
2023年12月8日 05:48
Car Watch創刊の2008年から掲載している「撮ってみましたF1日本グランプリ」、前編は金曜日のFP1、FP2などの情報をお届けした。後編は、予選が行なわれた土曜日、決勝が行なわれた日曜日の様子をお知らせしよう。久しぶりとなるサーキット周辺の駐車場情報、2024年から導線が変わる中勢バイパスの全線開通の情報もお伝えしたい。
鈴鹿PAスマートインター
金曜日は平日の通勤による渋滞とライターの笠原さんの取材受付の時間を考慮して朝6時に出発したが、土曜日は1時間チョット遅めの出発。7時26分に呼続ランプから名古屋高速へ。伊勢湾岸道を経由して、この日はみえ川越ICを通過、新名神の鈴鹿PAスマートインターへ向かった。
2019年3月から利用可能となった鈴鹿PAスマートIC。4年半ほど経つが、鈴鹿サーキットのレース後の渋滞はなく、筆者は今もお勧めのルートだと思っている。ちなみに同時期に開通した東名高速 足柄スマートICは、富士スピードウェイのレース後は大渋滞。開通した2019年に近隣を走り回って探した複数の抜け道のうち、最後の1本も渋滞するようになり、2024年以降レース後に利用することはなさそうだ。
鈴鹿PAは読者の中に見に行った人がいると思うが、パーキングエリア内にF1マシンなどが展示されている。この日はキャメルイエローのロータス ホンダ99T。1987年に中嶋悟氏が乗ったマシンだ。男子トイレのレーシングデコレーションもチラ見しに行ったが、使用中で見ることはできなかった。
サーキット周辺の駐車場
この日はサーキットの北側、道伯町方面から周辺の駐車場の様子を確認してみた。長年F1観戦をしている人は、それぞれルート、駐車場などのノウハウをお持ちだと思うが、始めて観戦する人は駐車場の有無を心配する人がいると思う。
選択肢は豊富で、まずは観戦チケットと同時に購入(予約)できる鈴鹿サーキット公式の駐車場。次は1コーナーの外側、1コーナーゲート近くにある民間の駐車場。ここは各駐車場のWebサイトから予約が可能だ。「ひまわりパーキング」「さくらパーキング」「スズカサークルパーキング」「スカイパーキング」「鈴鹿F1MMKパーキング」などがあり、すでに2024年4月のF1日本グランプリの駐車場の予約を開始しているところや、近日予約開始を案内している駐車場もある。
観戦当日、サーキット近隣には多数の民間の駐車場を見ることができる。土曜日に確認ができた約30か所ほどの駐車場を地図と写真で紹介しよう。各駐車場の縦長の写真は助手席のKさんがスマホで撮影、横長の写真はドライブレコーダーの映像を切り取ったもの。価格が確認できたのは土曜日。毎日同じ価格の駐車場もあれば、金曜2000円、土曜3000円、日曜5000円などと変動するケースもあるので、参考程度に見ていただきたい。
通ったルートは図のように北側からサーキットに近づき、セブンイレブンのある道伯1丁目の交差点を左折、Uターンするように路地に入り、中勢バイパスをくぐって稲生高校の先で左折、F☆マートの横を抜け、ローソンのある稲生3丁目の信号を左折してサーキット道路へ。中勢バイパスを左折して御園方面から逆バンクゲートに向かうルートだ。
傾向としてはサーキットに近くなると価格は高め。離れた駐車場を利用する場合は自転車が便利。サーキット周辺はアップダウンがあるので電動アシスト自転車は強い味方となる。自転車は観戦中の移動にも役立つ。金曜日、土曜日の午前は東コース、午後は西コースで観戦する場合、1コーナーゲートからシケインゲート、逆バンクゲートから西ストレートゲートなど、ゲート間を自転車で移動すればコース内の徒歩移動より楽に早く移動することができる。
平川選手がマクラーレンのリザーブドライバー
西パドックからシャトルバスでパドックに移動すると、ゲート前でハミルトン選手と遭遇。FP3の開始1時間半前にご出勤のようだ。
前日、金曜日に平川亮選手がマクラーレンF1チームのリザーブドライバーに起用されたとのニュースがあり、この日、土曜日の昼過ぎにマクラーレンのホスピタリティで会見が開かれるとアナウンスがあった。当初は金曜日は東コース、土曜日は西コースの撮影を予定していたが、11時半から始まるFP3を西コースで撮ると、会見に間に合うようにパドックに戻ってこられる可能性は低い。予定を変更しFP3は1番早く戻れそうな逆バンクのカメラマンエリアへ。前日は右端のS字側で撮ったので、左端で時間を気にしながら撮影。12時前に切り上げてパドックへ向かった。
トンネルをくぐり、スロープを上ってヘリポート脇からエントランス付近に戻ると中嶋一貴氏を発見……ってことは。パドックには入らずエントランスで待機していると、白いセンチュリーがエントランスに入ってきた。
後部座席の左ドアから降りてきたのはモリゾウ選手こと豊田章男会長。助手席が小林可夢偉選手、平川亮選手は右ドアから降りてきた。セキュリティゲートを抜けパドックに入ると、ピットビル2階の観戦客から「モリゾウさーん!」の声がかかる。
マクラーレンのホスピタリティの前で囲み取材があり、しばらくしてホスピタリティ内でマクラーレン関係者も加わり記念撮影が行なわれた。
シーズン後半、マクラーレンの戦闘力は上昇傾向。来シーズン、リザーブドライバーとして平川亮選手に活躍の場が与えられたことはよろこばしい。ぜひチャンスをつかみ取って飛躍してほしい。
予選はスプーンカーブへ
土曜日、午後の予選は当初の予定通り西コースで右向きのマシンの写真を撮る。西コースの代表的な撮影場所はヘアピンとスプーン。記事で使いやすい写真を撮るならスプーンかな、ということで、メディア駐車場に行くシャトルバスを利用して、西ストレートゲートからスプーンまでは徒歩。遠い。
スプーン進入の正面付近で、前日にも会った読者の矢吹さんと2018年の日本グランプリでかぶり物を提供したトロロッソチームのピットに招待された森本さんと遭遇。ほどなく予選開始前にブルーインパルスの飛行が始まった。
西側からメインストレートに飛行するルートはスプーンより北側、スプーン進入付近からは樹木がかぶって撮れず、旋回した際にチョットだけ撮影した。
予選Q1はスプーン1つ目と2つ目の中間。土手上の空いている場所で右向きのマシンを撮影。同じ撮影ポイントでスプーン2つ目を立ち上がるマシンを斜め後ろからも撮影しセッション終了。
Q2はスプーンに進入するマシンを正面から撮るため移動。ここはカメラホールがあるが、TV中継用のカメラで半分ふさがれているので、土手の上から金網越しに撮影するつもりだった。ホールで撮っていた矢吹さんが「もう1人撮れますよ」と声をかけてくれたので土手の中間に移動。狭い隙間から進入するマシンを撮ることができた。Q2終盤は土手上で撮影しセッション終了となった。
予選Q3はスプーンへの進入を撮影。土手の上段と最下段の金網付近は観戦者が多数。傾斜がきつく観戦者のいない土手の中段、金網ギリギリの位置で撮ることにした。Q3の出走台数は10台。シャッターチャンスは少なめなので、マシン全体とアップを撮るゆとりはないので、マシン全体を撮る設定で撮影し、フォトギャラリーではトリミングによりバリエーションを増やすことにした。
傾斜地や台の上に立って撮影するときは、自分の足の位置より低いところに一脚を立てるため、長めの一脚を使用したい。筆者が使用している一脚は全高1930mmで、踏み台に乗っても地面に一脚を立てることができる。身長より長い一脚を導入したのは、レッドブル・エアレースの撮影で上空を撮るためだったが、サーキットの撮影でも便利に利用している。
Q3のセッション中に気になったのは、斜め前の男の子が来ているライコネンTシャツ。かっこいい。セッション終了後にお父さんに「フェラーリのライコネンってことは数年前ですよね」「お姉ちゃんが着ていたお下がりです」とのことで納得。「背中撮らせて~」とスマホでも撮影させてもらった。
ライコネン引退の記事に載せた写真で確認すると、ライコネンがフェラーリで7番を付けたのは2014年から2018年。その中からお気に入りのライコネンを1枚、と思ったが絞りきれなかったので2枚(笑)。2015年、雨のライコネンだ。
スプーンから西パドックへは歩いて20分ほど。戻る途中、西ストレートゲートを出ると目の前をシャトルバスが通過。次のバスに乗ろうと西パドックまで移動するが、バスが来ない。予選が終わったので周辺道路の渋滞に巻き込まれているようだ。機材をバス乗り場に置いて、西日が暑いのでワンボックス車の日陰に避難。10分ほど待ってバスに乗ったがデグナーカーブ付近から場内で渋滞に巻き込まれた。
最果ての地、スプーンカーブからメディアセンターに戻り、予選の記事の写真を金曜日、土曜日に撮った写真の中から正面1枚、左向き2枚、右向き2枚を選択、レタッチしてこの日の仕事は終了した。
西パドックから白子駅までは20分で到着。笠原さんを降ろして、県道6号、国道23号、伊勢湾岸道を経由して名古屋高速の呼続ランプまで1時間チョットで到着した。
2024年から渋滞緩和?中勢バイパス
日曜日はドライバーズパレードと決勝。8時45分に名古屋高速に乗り、伊勢湾岸道みえ川越ICを9時6分に出て四日市・いなばポートラインを利用して国道23号へ。鈴鹿市内、国道23号と中勢バイパスの合流点は、SUPER GTなどのレースで通る度に開通が近いと感じていた。F1日本グランプリ開催の9月には、ほぼ完成の様相。それから2か月弱、11月19日に開通した中勢バイパスについて触れておこう。
中勢バイパスは国道23号の鈴鹿市北玉垣と松阪市小津を結ぶ延長33.8kmのバイパス道。1983年に都市計画が決定し、40年の時を経て2023年11月に全線開通となった。2014年3月にサーキット道路と県道41号線の区間が開通。10年弱をかけて最後の区間の開通となった。
「国道23号中勢バイパス 全線開通特設サイト」にさまざまな情報が掲載されているが、地元の人以外は「で、鈴鹿サーキットはどこ?」的な部分もあるので、鈴鹿サーキットに限定した説明をしたい。
開通により恩恵があるのは、四日市、名古屋方面から国道23号を利用して鈴鹿サーキットにアクセスする人。
1つは柳下ランプから平田町駅方面に進み、算所を左折して道伯町を抜けサーキットの正面駐車場に向かうルート。もう1つは23号を白子駅の先まで進み、右折してサーキット道路から鈴鹿サーキットに向かうルート。
中勢バイパスの今回開通したルートにより、これまで突き当たりとなっていた、県道41号線の野田西交差点から国道23号が大幅に短縮されることとなる。信号は野田西を含め3か所。それ以外は高架となっているので、かなりの時間短縮が期待できる。SUPER GTなど国内レースの際は恩恵があるだろう。
F1開催時は未定だ。現状、F1開催時の土日はサーキット道路から中勢バイパスへは稲生町西の信号からは進入禁止となっている。サーキットと白子駅を結ぶシャトルバスのルートでは、バスが渋滞に巻き込まれないための対策として、大きな効果を生んでいる。おそらくF1開催前に交通規制の情報が告知されるので、事前に確認をしていただきたい。
白子駅
名古屋高速に乗ってから1時間5分ほどで白子駅のロータリーに到着。人の列がすごいことになっていた。
インターネットの地図サービスで距離を計測すると1.8kmほど。筆者が作成した列は一時的なもので、X(旧Twitter)に実際に並んだ人の列の図がいくつかあるが、さまざまなパターンがあるようで、臨機応変に列をコントロールしているようだ。鈴鹿サーキットの白子駅シャトルバスの案内ページによると2023年実績は最長2時間となっている。ただし、人はそこそこ流れている感じで、あらためてドライブレコーダーの映像を見ると、魚民付近の列は20分で解消している。
決勝は大観衆
決勝前はドライバーズパレード。ドライバーがオープンのヒストリックカーに乗りコースを1周する。グランドスタンド前をスタートするときは、ピット側の観客に手を振るドライバーもいるし、グランドスタンド側に手を振るドライバーもいて、どちら側で撮っても正解はない。1周して最終コーナー付近に戻って来ると、イン側に観客がいないので多くのドライバーがスタンドに手を振るので高い確率で撮ることができる。
決勝はB席の最上段のカメラマンエリアで撮影を開始することにした。2コーナー付近の高台から見る東コースは、見渡す限りのスタンドが人で埋まっていて壮観。決勝を前にF1 Live Timingに接続するも、場内の人が多すぎてつながらない。
決勝前、ピエールさん恒例の「Are You Ready?」で各スタンドが盛り上がる様子は感動的で、撮った写真はフォトギャラリーにも掲載。過去十数年、マシンが写っていない観客席だけの写真を掲載したのは初めてだと思う。
決勝がスタート。グランドスタンドの観衆が入るようにフレーミングしてスタートシーンを撮影。直後の1コーナーの争いで、一瞬ノリス選手がフェルスタッペン選手の前に出たところを撮影。「オォ」と思ったが2コーナーでフェルスタッペン選手が前に出て、今シーズン恒例のフェルスタッペン選手の独走となった。同じ場所で単独のマシンを縁石を入れて撮影。普段撮っていない場所なので、シャッター速度を探りながらの撮影となった。
撮影ポイントを同じB2席の最上段の2コーナー側に移動。と言っても最上段にはカメラマンが何人も立って撮影をしているので、出口のある通路まで下りて、横移動して階段を上って再び最上段へ。ここでは東コース全体が背景として流れるように広角スローシャッターで撮影。
B2席最上段から階段を下りてスタンド裏へ。通路を移動しC席とD席の間のカメラマンエリアの土手に移動。B2席の撮った最後の1枚と、土手で撮影場所を探して撮った最初の1枚のExifを確認すると移動に15分を要していた。
まずはS字に進入するマシンを撮影。次は逆バンクに消えていくマシンを斜め後ろから撮影。先程までいたB席のスタンドを背景に2コーナーを撮影。S字1つ目右ターンを撮影し、ウイニングラップはC席スタンドの観客が旗を振る様子をフレームに入れ、2コーナーのフェルスタッペン選手を撮影して終了となった。
決勝日10万1000人、延べ人数22万2000人
帰路につく観客と一緒に逆バンク方向に移動を開始。パドックにたどり着くとインタビューを終えた角田選手が目の前にいた。9月開催で暑かったF1日本グランプリ。椅子にかけたカメラマンベストの肩パッド部分に塩が浮いていた。
決勝の記事の写真を選択、レタッチして仕事は終了。3日間の入場者数を確認すると金曜日は4万2000人、土曜日は7万9000人、日曜日は10万1000人で延べ人数は22万2000人。決勝、東コースの大観衆を見た後だったので「えっ10万1000人、もっと多くない?」という印象だった。
決勝が10万人を超えるのは小林可夢偉選手が3位となった2012年以来、11年ぶり(9大会ぶり)。延べ人数の22万2000人は、富士スピードウェイで行なわれた2008年(21万3000人)以降で最大となる。立派な数字と言えよう。
決勝日の10万1000人に対し「もっと入っていた」と思ったのは筆者だけではなく、ほかのカメラマンも同様な印象を持たれたようだ。
筆者の想像だが、現在の東コースは2009年に大幅リニューアルによりほぼ指定席。2006年以前は東コースもS字から逆バンク、ダンロップコーナーは自由席が多かった。リニューアル前の観客数は決勝15~16万人、自由席はすし詰め状態だった。イメージとしてはクルマの後部座席に2人で座るのが現在の指定席、3人で座るのが当時の自由席、といった感じだろうか。観客同士の距離が近かったと思われる。加えて仮設スタンドが多く、現在より収容人数が多かったと想像される。
F1日本グランプリの観客数は右肩上がりだが、世界的にF1ブームらしく、今年イギリスGPの観客数は48万人を記録した。米国でF1人気が加熱中でアメリカGP(Circuit of The Americas)が43.2万人、ラスベガスGPが31.5万人、マイアミGPが27万人。3つの合計は100万人を超えている。観客数が少なかったグランプリはバーレーンGP9万9500人、カタールGP12万人、サウジアラビアGP15万人などとなっている。
レース後の渋滞
18時前にメディアセンターを撤収。シャトルバス乗り場に着くと待ち時間はほとんどなくバスが到着した。運転手さんの「往復1時間かかりました。」の説明に「覚悟しています」と答え出発。想定通りサーキット道路は大渋滞。サーキット前交差点までは混んだが、その先は流れて30分ほどで西パドックに到着し18時半前に帰路についた。チェッカーから2時間半ほど経過したため渋滞のピークを過ぎていたようだ。
ライターの笠原さんが白子駅ではなく、名古屋まで乗っていくとのことで一路名古屋へ。20分ほどで南玉垣町北の信号で国道23号に合流。鈴鹿川の手前、ファミマの信号を右折して県道6号と国道23号の中間の農道にシフト。鈴鹿川の手前で県道6号に合流するも、踏切から先が渋滞気味なので塩浜駅前を抜ける道をゴソゴソと北進。渋滞の先で県道6号に戻り、国道23号が混んでいたので前編で紹介したJR四日市前を通過するルートを選択。ドライブレコーダーの映像で確認するとJR四日市駅に19時09分。西パドックから40分ほどが経過していた。
19時18分、四日市競輪付近のなか卯の信号で国道23号に戻り四日市・いなばポートラインを抜けみえ川越ICへ。本線の渋滞が料金所まで続いていて、本線合流後もノロノロ状態。サーキットの観客席も混んでいたが道も混んでいて、20時6分に名古屋高速を降りた。鈴鹿サーキットから名古屋まで、1時間半越えはめったにない混雑だった。
ライターの笠原さんを名古屋鉄道の堀田駅で降ろして、筆者は名古屋の自宅に帰宅して仮眠。深夜に移動し早朝に川崎に戻ってきた。
2024年のF1日本グランプリは4月開催
ご存じのとおり2024年のF1日本グランプリは4月5~7日に開催される。過去2004年、2019年に台風で土曜日の予選が中止になるなど、秋=台風シーズンの開催は天候の影響を受けやすかった。この点においては春開催はリスクの軽減になるだろう。
秋はWEC、MotoGPなど国際レースが集中していて、WECとMotoGPは同じ日に開催されたこともある。観戦する側は日程の面に加え、コスト面の負担が集中するのも痛い。時期がズレていればF1、WEC、MotoGPをすべて観戦したい人もいたと思う。この点でもF1の春開催がメリットとなる観戦者がいるだろう。
懸念されるのは年度の切り替え時期で、「チケットを買ったけど転勤で行けなくなった」「子供の入学式と重なった」という人がいそうだ。
2024年のF1日本グランプリのチケットは12月10日発売。読者の健闘を祈る。