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Sonatus、ヒョンデが採用するSDV技術「Sonatus Vehicle Platform」日本公開

2024年1月24日〜26日 開催

東京ビッグサイトで開催されている「オートモーティブワールド2024」に出展するSonatus

 Sonatusは、東京ビッグサイトで1月24日〜26日の期間で開催されている「オートモーティブワールド2024」に出展し、ヒョンデ・キア・ジェネシスといったヒョンデグループの量産車で、現在100万台以上に搭載されているSDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)技術「Sonatus Vehicle Platform」に関するデモを行なっている。

 オートモーティブワールド2024という日本の展示会への出展は、SDVへ移行を計画する自動車メーカーや関連企業に向け、すでに100万台以上の実績を持つSDVソリューションを紹介するのがその目的。具体的な採用車両としては、ヒョンデの「IONIQ 6」「コナ」「サンタフェ」「ソナタ」、キアの「ソレント」「EV9」、ジェネシスの「GV60」などで、2024年には搭載車両が数百万台になる見込みという。

 Sonatusのソフトウェアプラットフォームは、「Sonatus Foundation」「Sonatus Collector」「Sonatus Automator」「Sonatus Guard」などで構成され、車載ソフトウェア、クラウドソフトウェアを一体で用意できるのが強みという。

車載ソフトウェア、クラウドソフトウェアを一体で用意するSonatus

 会場では、ブレーキランプユニット内に用意したモニターに、車両の動きに合わせてメッセージを表示できるデモを実施。ブレーキランプユニットというハードにソフトウェアを組み合わせると、ランプを光らせるだけではない新たな価値を提案できる、新しいビジネスチャンスを感じる具体的なデモとなっている。

ブレーキランプユニットに車両の動きに合わせた情報を表示できるデモ
ほかにもOTA(Over The Air)に関する技術説明も行なわれている