ニュース

MINI、新型「ミニカントリーマン」にバッテリEVモデル2種追加 593万円から

2024年3月1日 発売

593万円~662万円

新型MINI

 ビー・エム・ダブリューは3月1日、プレミアム・コンパクトSUV「MINIカントリーマン(Countryman)」のラインアップに、バッテリEV(電気自動車)の「MINIカントリーマンE」「MINIカントリーマンSE ALL4」を追加して発売した。右ハンドル仕様で、価格はMINIカントリーマンEが593万円、MINIカントリーマンSE ALL4が662万円。納車は2024年第二四半期以降の予定。

 MINIカントリーマンは、日本では「MINIクロスオーバー(Crossover)」の名称で、2011年にMINI初のプレミアム・コンパクトSUVとして誕生。2017年に2代目へと進化し、2023年11月の3代目からカントリーマンへと名称が改められた。

 新型MINIカントリーマンEは、最高出力204PS、最大トルク250Nmを発生する電気モーターを前輪に持つモデルで、ボディ床下に収納されているリチウムイオンバッテリの容量は232.0Ah/66.45kWhで、一充電での走行可能距離は462km。

 新型MINIカントリーマンSE ALL4は、最高出力190PS、最大トルク247Nmを発生する電気モーターを前輪と後輪に持つ4輪駆動モデルで、システムトータルでの最高出力は225kW、最大トルクは494Nmあり、0-100km/h加速は5.6秒を誇る。ボディ床下に収納されているリチウムイオンバッテリの容量は232.0Ah/66.45kWhで、一充電での走行可能距離は433kmを確保している。

MINIカントリーマンSE ALL4。ボディサイズは4445×1845×1640mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2690mm
20インチホイール。タイヤはピレリ―「P ZERO」でサイズは245/40R20
Cピラーに「ALL4」のロゴが配される
LEDテールランプ
フロントグリルのセンサーとカメラ
充電ポート
インテリア
運転席はヘッドアップディスプレイのみで、中央にさまざまな情報を表示する大型円形ディスプレイを備える
前席
後席

 機能面では、ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能をはじめとした先進安全機能や、アシスト機能、車両に蓄えられている電力を外部に給電することが可能な外部給電機能を装備した。

 なお、新型MINIカントリーマンを含め全てのMINIシリーズは、ユーザーのライフスタイルの変化に柔軟に対応するとし、正規ディーラーでの注文受付に加え、MINIのWebサイトで365日24時間オーダー可能となっている。