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スズキとSkyDrive、大阪・関西万博で飛行計画する空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SD-05型)」の製造開始

2024年3月7日 発表

スズキ 代表取締役社長 鈴木俊宏氏、スカイワークス 代表取締役社長 岸信夫氏、SkyDrive 代表取締役CEO 福澤知浩氏らが出席した鋲打ち式での集合写真

 スズキとSkyDriveは3月7日、静岡県磐田市の工場において空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SD-05型)」の製造を開始したと発表した。同工場において、大阪・関西万博で飛行を計画している「SKYDRIVE(SD-05型)」のほか、販売用の機体が順次製造される予定。

 同工場では3月6日に、SkyDrive 代表取締役CEO 福澤知浩氏、スズキ 代表取締役社長 鈴木俊宏氏ら、両社の関係者が出席し、工場の安全稼働を祈願する鋲打ち式が執り行なわれた。

 これまでに、スズキとSkyDriveでは、SkyDrive子会社のSky Works(スカイワークス)を通じて、スズキグループが静岡県磐田市に保有する工場において「SKYDRIVE(SD-05型)」を製造することについて、2023年10月に製造協力契約を締結し、製造開始に向けて協力してきた。

 SkyDrive代表取締役CEOの福澤氏は「本日、スズキさまとともに空飛ぶクルマの製造開始を発表できたことを非常に嬉しく思っています。これまで半年以上に渡り、製造準備を続けてきましたが、本日より、会社組織を超えたワンチームで新しい一歩を踏み出せること、大変ありがたく、安全で高品質、快適なモビリティを提供してまいります。今後も、空の移動革命を牽引するべく、一層、実直に開発・製造・認証活動に邁進して参ります」とコメントしている。

商用機「SkyDrive(SD-05型)」のデザイン