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日産、フォーミュラE「2024 TOKYO E-PRIX」参戦チームをイメージして制作した着物公開 レース当日に会場で展示

2024年3月27日 発表

ABB フォーミュラE チャンピオンシップの第5戦「2024 TOKYO E-PRIX」に参戦する全11チームをイメージして制作した着物

 日産自動車は3月27日、東京都江東区の特設コース(東京ビッグサイト周辺)で3月30日に行なわれるABB フォーミュラE チャンピオンシップの第5戦「2024 TOKYO E-PRIX」の開催を記念して、参戦する全11チームをイメージして制作したという着物を公開した。

 日産はフォーミュラEに参戦する唯一の日本の自動車メーカーとして、来日するライバルチームを日本ならではのおもてなしの心で歓迎し、それぞれのチームカラーに着想を得た着物を送る。デザイナーの中村淳氏によってデザインされた11着の着物は、東京大会のレース当日に会場で展示される。

 ロンドンファッションウィークなどで活躍する中村氏の作品は、日本の伝統的な技法と現代的なデザインの融合が特徴となっており、今回の着物を日本の職人たちと一点一点すべて手作業で制作したという。

手作業で制作された着物は東京大会のレース当日に会場で展示される

 今回の発表について、ファッションデザイナーでありJU-NNAの創設者である中村氏は「着物は日本の文化にとって非常に重要なものです。今回、日産のような日本を代表するブランドから着物のデザインを依頼されたことは、とても刺激的な経験となりました。このコレクションでは、日本のホスピタリティを表現することを目指し、チームカラーやクルマから着想を得た着物をデザインしました」とコメント。

 また、日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ・ヴォルペ氏は「中村氏のような優れたファッションデザイナーとのコラボレーションが実現したことをうれしく思います。初のホームレースはチームにとって非常に重要な一戦です。ライバルチームを歓迎しつつ、レースではしっかり勝利を手にしたいと思います」と述べている。