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F1日本グランプリに向けた公式イベント「F1 Tokyo Festival」を東京・六本木ヒルズで開催 角田裕毅選手やフェルスタッペン選手登場

2024年4月2日~3日 開催

F1日本グランプリを前に「F1 Tokyo Festival」が開催された

 4月5日~7日に開催される「2024 FIA F1世界選手権シリーズ MSC CRUISES 日本グランプリレース」(F1日本グランプリ)を前に、鈴鹿サーキットと本田技研工業は、六本木ヒルズアリーナ(東京都港区)で公式プロモーションイベント「F1 Tokyo Festival」を4月2日~3日に開催した。

 F1 Tokyo Festivalでは、ハース F1 Team チーム代表の小松礼雄氏や、岩佐歩夢選手、笹原右京選手、大湯都史樹選手、阪口晴南選手、山本尚貴選手、国本雄資選手、福住仁嶺選手などによるトークショーを実施。

 F1 President&CEOのステファノ・ドメニカリ氏や、F1アンバサダーのジャン・アレジ氏、フェラーリ チーム代表のフレデリック・バスール氏、RBチーム代表のローラン・メキース氏、RBチームCEOのピーター・バイエル氏など、そうそうたる面々も登壇した。

 さらに、アルピーヌ リザーブドライバーのジャック・ドゥーハン選手、ウィリアムズのローガン・サージェント選手のほか、最終日の3日にはレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン選手、セルジオ・ペレス選手、RBのダニエル・リカルド選手、角田裕毅選手に加え、特別ゲストとしてマギーさんが登場するトークショーが行なわれた。

イベント最終日となった4月3日の最後のステージには、クルマ好きで、カートに乗り、F1も現地観戦するというマギーさんが特別ゲストとして登場
司会進行はピエール北川氏が担当
角田裕毅選手(左)と、ダニエル・リカルド選手(右)

 あいにくの雨の中にもかかわらず、会場につめかけた大勢のファンの前で角田選手は「日本人のファンの皆さんがただただ本当に応援してくれるエネルギーがすごく伝わってきて、すごく今リラックスして、いいメンタリティです」とファンへの思いを述べた。

 リカルド選手は「昨年は鈴鹿の日本グランプリを走ることができなくて、とても残念だったのですが、再びこうやってたくさんのファンの皆さんの前に戻ってこられて、そして鈴鹿でちゃんとお仕事ができる、レースができるというのがとてもうれしいです」と気持ちを語った。

最後にファンへのメッセージを求められたリカルド選手は「ありがとう。いってらっしゃい!」と日本語で話した
角田選手は「ファンの皆さんの前でいいレースをして、楽しさを共有できたらなっていうふうに思います。僕だけでレースするんじゃないので、ファンの皆さんと一緒にレースして、7位以上の順位を取れれば最高かなというふうに思いますので、ぜひ応援よろしくお願いします!」と呼びかけた
マックス・フェルスタッペン選手とセルジオ・ペレス選手は「オラクル レッドブル レーシング」と日本語で書かれたキャップをかぶって登場

 フェルスタッペン選手は「実は1週間前から日本に来てニセコでスキーをしていました。ですから、もう時差ボケもありません。新しいことに挑戦するのがすごく好きで、時間もタイミングもよかったので、日本でぜひスキーをやろうと思いました。スキーが大好きなので、こういうチャンスがあって本当によかったと思います。いい雪がたくさんありました」とリラックスして日本を楽しんでいることをアピール。

 ペレス選手は「日本に帰ってくることができて本当にうれしく思います。でもつい最近(鈴鹿で)レースをしたばっかりのような気持ちもします。実は今朝日本に到着したばかりなので、マックスのようにまだ楽しめてはいないのですが、日本でのレースっていうのは常に自分にとってもうれしいレースの1つなので楽しみにしています」と鈴鹿への期待を語った。

 また、マギーさんからワールドチャンピオンとしてのひと言を求められたフェルスタッペン選手は「レーシングドライバーなので勝つのが当たり前だし、いつでも勝ちたいとは思っています。今シーズンの頭から振り返ると、最初はすごくよかったです。オーストラリアでは残念ながらリタイアすることにはなりましたけれども、でも2年前からそうですが鈴鹿でのパフォーマンスはすごくよくて、今年もいいパフォーマンスをファンの皆さんに見せたいと思っていますので、楽しみにしていてください」と述べた。

「鈴鹿に来るとその瞬間から世界一のファンに包まれてるっていうのをいつも感じます。モータースポーツへの愛、全てのドライバーをサポートするよ、っていう日本のファンの皆さんの情熱に心から感謝します。皆さんもぜひこの週末をめいっぱい楽しんでいただければと思います」とファンへのメッセージを述べたペレス選手
フェルスタッペン選手は「本当にたくさんの方にここでもお会いすることができて、そして鈴鹿サーキットでもお会いすることができるのを大変楽しみにしております。ファンの皆さんのサポートにいつも感謝しております。最高なレースにしたいので、皆さんどうぞ応援よろしくお願いします。楽しみにしていてください!」とファンへ呼びかけた
同じ六本木ヒルズ内の大屋根プラザにはさまざまなF1マシンも展示された。Williams FW12(1988)
Ferrari F14T(2014)
KOJIMA KE009(1977)
Lotus97T(1985)
Ferrari F2005(2005)
McLaren Honda MP4/7(1992)
RB VCARB 01(2024)
Red Bull RB20(2024)