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富士スピードウェイ内に世界初のアウトドア宿泊施設「RECAMP 富士スピードウェイ」2024年秋にオープン

2024年5月24日 発表

「RECAMP 富士スピードウェイ」のイメージ

富士山をながめつつ、昼間はレーシングカーに心躍らせ、夜は静けさに心落ち着かせられる施設

 富士モータースポーツフォレスト、富士スピードウェイ、Recamp(親会社R.project)の3社は5月24日、アウトドア宿泊施設「RECAMP 富士スピードウェイ」を2024年秋にオープンすると発表した。

 この新たなキャンプ場は、フォーミュラ1が開催可能なFIA国際公認Grade 1サーキットのインサイドエリアに常設される世界初のキャンプ場。トヨタグループが推進する富士モータースポーツフォレスト・プロジェクトの新施設として、また北海道から九州まで国内20拠点でキャンプ場を運営するRECAMPの新たな拠点として開業される。3社はこの場を通じて、宿泊する人が昼間の興奮と夜間の静寂の双方を味わえる、唯一無二の刺激的な非日常体験を提供していくとした。

 キャンプ場は、富士スピードウェイのレーシングコースの中でもクルマのスピード感をダイレクトに体感できる高速コーナーである100Rの隣接地にオープン。昼間は眼前を高速で駆け抜けるレーシングカーに胸躍らせる没入度高い「興奮体験」、夜には昼間とは打って変わっての静けさと満天の星に心落ち着かせる「静寂体験」、相反する2つの体験を⼀度に楽しめるという。

 また、施設内からは夕日に沈み、日の出に浮かぶ、雄大な富士山の姿を満喫することもできる。

RECAMP 富士スピードウェイ概要

正式名称:RECAMP 富士スピードウェイ(リキャンプフジスピードウェイ)
オープン時期:2024年秋(予約受付開始:2024年夏)
住所:静岡県駿東郡小山町中日向694
敷地面積:約2万m 2

幅広い層の利用者のさまざまなニーズに対応

 全36サイトで構成される宿泊施設は、電源付きオートキャンプサイトに加え、愛犬と⼀緒に楽しめるドッグラン併設サイトなど、スタンダードなキャンプスタイルにも対応。初心者から上級者まで幅広い層の利用者の、さまざまなニーズに合わせて利用することができる。

オートキャンプサイトのイメージ
ドッグラン併設サイトのイメージ

 さらに宿泊棟として、フルリノベーションした1970年製のヴィンテージトレーラー「エアストリーム」横に、観覧デッキとアウトドアダイニングを併設したぜいたくなキャンプが体験できるサイトが登場。そのほか、ホテルライクな設備を完備した近未来型トレーラーハウスや、ログトレーラーにコースを見渡せる展望テラスを備えるサイトの設置も予定している。

展望デッキ・アウトドアダイニング付きサイトのイメージ
展望デッキ付きサイトのイメージ

富士山を中心とした観光地への優れたアクセスが可能

 富士スピードウェイ内に位置するRECAMP 富士スピードウェイは、近隣の観光スポットへのアクセスが抜群なロケーションに位置。西北側エリアの山中湖へは約20分、富士山の須走口5合目までは約30分、南東側エリアの御殿場プレミアム・アウトレットへはクルマで約20分、箱根芦ノ湖湖畔までは約40分と、近隣の観光スポットとの回遊性も抜群となっている。