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横浜ゴム、コペン向けエアロダイナミクスフィンタイヤ「ADVAN A50(アドバン・エイ・ゴーマル)」

2024年9月 発売

オープンプライス

コペン向けに設計したエアロダイナミクスフィンタイヤ「ADVAN A50」

 横浜ゴムは、ダイハツ工業の軽オープンスポーツカー「COPEN(コペン)」向けに設計したエアロダイナミクスフィンタイヤ「ADVAN A50(アドバン・エイ・ゴーマル)」を、ダイハツ専売の一般市販用商品として全国のダイハツディーラーで9月から発売する。横浜ゴムがフィンタイヤを発売するのはADVAN A50が初。

 発売サイズは165/50R16 75Vの1サイズで、価格はオープンプライス。国内タイヤラベリングは転がり抵抗性能「A」、ウェットグリップ性能「b」で、さらに低車外音タイヤの基準を満たした。

 横浜ゴムは10年以上にわたり、走行中のタイヤ周辺の空気の流れをコントロールし、操縦安定性や燃費、静粛性などクルマのさまざまな性能向上に貢献するエアロダイナミクステクノロジーを研究。2011年にはタイヤサイドに小さな凹みを施した「ディンプルデザイン」を採用した「BluEarth-1 AAA spec」を発売、2012年にはタイヤサイドにフィン状突起を配置した「フィンタイヤ」を発表している。以来、空力効率を高めるタイヤの新たなデザインパーツとしてディンプルやフィンの最適な形状や配置の研究を続け、今回初となるエアロダイナミクスフィンタイヤの発売に至った。

 今回のADVAN A50は、コペンの“感動の走行性能”にふさわしい操縦安定性を実現するため、タイヤのアウトサイドに12枚のフィンをVの字に配置。フィンがタイヤ付近の気流をコントロールしてスムーズな流れを生み出し、操縦安定性の向上に寄与するという。

 また、フィンを施した特徴的なサイドデザインがコペンのユニークな外観をより引き立てるとともに、トレッドパターンは高い操縦安定性と快適性を両立する左右非対称パターンを採用する。