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スズキ、アウトドアテイストの新型「スペーシア ギア」 専用装備を装着した“無骨カワイイ”デザインの軽ハイトワゴン
2024年9月20日 11:00
- 2024年9月20日 発売
- 195万2500円~215万7100円
アウトドアシーンでも日常でも“遊びゴコロ”を感じるモデル
スズキは9月20日、ハイトワゴンタイプの軽自動車となる新型「スペーシア ギア」を9月20日に発売する。価格は195万2500円~215万7100円。
スペーシア ギアは、広い室内空間とアクティブなスタイルを融合した、新しいジャンルの軽ハイトワゴンとして2018年12月に発売。今回発売されるスペーシア ギアは、「アウトドアライフに欠かせないアクティブ軽ハイトワゴン」をコンセプトに開発し、アウトドアライフに寄り添うスペーシア ギア専用のデザイン・装備を採用した。
グレードは、自然吸気エンジンを搭載する「HYBRID XZ」と、ターボエンジンを搭載する「HYBRID XZ ターボ」の2種類を用意。それぞれに2WD(FF)と4WDが設定される。どちらのグレードにもマイルドハイブリッドが搭載される。
グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 価格 | WLTCモード燃費 | エコカー減税(重量税) |
---|---|---|---|---|---|---|
HYBRID XZ | 直列3気筒DOHC 0.66リッター+マイルドハイブリッド | CVT | 2WD(FF) | 1,952,500円 | 23.9km/L | 50% |
4WD | 2,072,400円 | 22.4km/L | 50% | |||
HYBRID XZ ターボ | 直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ+マイルドハイブリッド | CVT | 2WD(FF) | 2,037,200円 | 21.9km/L | - |
4WD | 2,157,100円 | 19.8km/L | - |
デザインは、日常の行動範囲の中でももっと気軽に、もっと思い切りアウトドア気分を楽しんでほしいという思いを込め「10マイルアドベンチャー」をコンセプトとし、エクステリアはスペーシア ギアらしい際立つアクティブ感を、インテリアはアウトドアギアのような道具感をそれぞれ表現した。また、内外装ともにオレンジのアクセントを随所に施し、スペーシア ギアらしい遊びゴコロを感じられるデザインとしている。
スペーシア ギアの専用装備には、濡れたまま乗っても汚れにくい撥水加工シートや、砂や泥汚れに強い防汚タイプのラゲッジフロア、前後にブロックが付いたような立体的な造形でアイコニックかつ力強いデザインのルーフレールなど、アウトドアシーンで活躍する装備を採用。ルーフレール、フロントまわり、サイドドアガーニッシュ、リアアンダーガーニッシュ、リアバンパー、14インチのアルミホイールが新作となっている。
また、2023年11月にフルモデルチェンジした「スペーシア」「スペーシア カスタム」に採用されたマルチユースフラップやステアリングヒーター、電動パーキングブレーキなども標準装備して、使い勝手を向上。マルチユースフラップは、フラップの位置や角度を調整することで、くつろぎ感を得られるオットマンモード、走行中の姿勢安定をサポートするレッグサポートモード、荷物の落下を予防する荷物ストッパーモードの3モードを選択できる。
安全装備は、「デュアルセンサーブレーキサポートII」を標準装備。また、アクティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能・停止保持機能付]や、車線維持支援機能も採用しており、スペーシア・スペーシア カスタムと同様に安心・安全で快適な運転をサポートする。
なお、スペーシア ギアは経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当している。
専用装備や専用カラーを採用
新型スペーシア ギアは、先代からスペーシア ギアらしさを継承し、日常でもアウトドア気分が感じられる“無骨カワイイ”デザインを採用。外観では、フロントマスクはアウトドアシーンで活躍するデジタルガジェットを意識したデザインとし、ひと目見てスペーシア ギアとわかる丸目のLEDヘッドライトとヘッドランプガーニッシュに加え、メッキブロックのフロントグリルを採用したことで、力強い印象を表現。フォグランプベゼルはターンランプ、フロントソナー、フォグランプの3つの機能部品をくくる形状として、デジタルガジェットのような機能的な印象とした。
ルーフやグリル、ホイールなどの足まわり部品をガンメタリックでまとめつつ、フロントとリアにはシルバーのスキッドプレートを採用することで、ハードな印象とSUVらしさを表現。サイドアンダーガーニッシュは、複数の多角形ブロックを結合したグラフィックを用いることで、頑丈で頼りがいのある印象とした。加えて、サイドアンダーガーニッシュに新型スペーシア ギアのキーカラーとなるオレンジの「GEAR」ロゴを配置。乗り込む度に目に入る位置にオレンジをあしらうことで、気持ちが高まるような遊びゴコロを演出した。
14インチのアルミホイールはスペーシア ギア専用となり、プラスのねじ頭のような4本の十字形状の新デザインを採用。ダークメタリック塗装とすることで、タフで機能的な印象とした。
エンブレムはスペーシア ギアの狙いである遊びゴコロとハードな質感を表現。オレンジのアクセントが効いたガンメタリックのツートーン仕様として、道具感を引き立てつつ、すべての車体色とのマッチングを吟味したカラーコーディネートとした。加えて、ビード形状を取り入れることで、アウトドアギアのような機能的な質感を表現している。
ボディカラーは、2トーンルーフ仕様車にカラートレンドであるアースカラーに対してガンメタリックのルーフ色を配色。2トーンルーフ仕様車は、スペーシア ギア初採用の「ミモザイエローパールメタリック ガンメタリック2トーンルーフ」「ソフトベージュメタリック ガンメタリック2トーンルーフ」など6色を設定。モノトーンは「モスグレーメタリック」など3色を設定し、全9色のカラーラインアップとした。
インテリアでは、シート表皮に山の稜線や歯車、タイヤパターンなどをイメージした意匠を採用。エンボスのツヤ感と凹凸感の絶妙なバランスで、スペーシア ギアらしい遊びゴコロと機能性を表現。ビッグオープントレーガーニッシュ、インパネボックスなどにカーキグリーンを採用して、ツールボックスのような丈夫な印象を際立たせた。また、エアコンのシャットダイヤル、シートステッチ、シートバックタグ、メーターにオレンジのアクセントカラーを小面積で配色し、タフな印象に遊びゴコロを加えた室内に仕上げた。
メーターは、丸いモチーフに、アウトドアウォッチのような多角形ディティールを組み合わせたプロテクト感のあるデザインを採用。スペーシアやスペーシアカスタムと差別化した個性の強いメーターに仕上げられた。
前席のシートバックには、アウトドアを連想させるサコッシュバッグをイメージしたメッシュタイプのシートバックアッパーポケットを運転席と助手席に採用。山を登るスペーシア ギアをあしらったイラストタグを運転席側のシートバックアッパーポケットに設定して、遊びゴコロを表現している。