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「マツダファンフェスタ2024」で寺田陽次郎選手が「787B」で爆走&毛籠勝弘社長が“体感型イベント開催”の意義を語る
2024年10月19日 20:24
- 2024年10月19日~20日 開催
マツダは10月19日、クルマ好きから家族連れまで、すべての来場者が楽しめる参加型ブランド体験イベント「MAZDA FAN FESTA 2024 at FUJI SPEEDWAY」を開催した。今年はイベントが2DAYとなり、明日20日も開催される。
19日のオープニングでは、“ミスタール・マン”こと寺田陽次郎選手が、1991年のル・マン24時間レース優勝車「マツダ787B」を駆り、マツダ役員が乗る歴代ロードスターと登場。マツダ代表取締役社長兼CEOの毛籠勝弘氏は、大勢の来場者に感謝を述べるとともに、スーパー耐久レースのST-Qクラスで、カーボンニュートラル実現に向けて共に挑んでいるトヨタ、日産、ホンダ、スバル各社がS耐マシンの展示に協力してくれたことに感謝を述べた。
また毛籠社長は、この日開催された「マツダファン・エンデュランス(通称:マツ耐)特別戦」にも自らステアリングを握ってロードスターで参戦。自身の走行パートを無事に走り終えると、「マツダでは年に数回、美祢にあるテストコース(元:美祢サーキット)を走ってドライビングの練習を実施しています。自分たちが作っている商品はどんな風に感じるのか? それをちゃんと知っておくことが大事だと考えています。決して社長だからシートが用意されているのではなく、ちゃんと練習して速いタイムを出してシートを勝ち取ったんですよ」とコメント。
また、MAZDA FAN FESTAの開催意義については、「2023年は1DAYで開催しましたが、もっと走りたい、参加したかったという声を多くいただきまして、今年は2DAY開催にしました。同時にもっとマツダに触れてほしい、マツダのものづくりを体感してほしいと考え、さまざまなコンテンツを用意しています。加えて開発者との交流やキッズ向けコンテンツ、モータースポーツコンテンツなどを通じて、新たな発見や出会いの場になって、マツダ好き、クルマ好きがもっと増えてくれたら幸いです」と語った。
787Bが富士スピードウェイを爆走。貴重な4ローターペリサウンドが轟く
オープニングに登場した787Bは、654cc×4ローターのR26B型ロータリーエンジンを搭載するマシンで、オープニング以外にもデモンストレーション走行や、サーキットサファリでコースをところ狭しと爆走していた。
マツダ車カスタマイズショップ&メーカーも多数出展
パドックにはマツダ車のチューニングやカスタマイズを得意とするショップやメーカーがずらりと並ぶ。物販をやっているブースもあるので、お得に買えたり、レアアイテムをゲットできるかもしれない。
なお、11月9日~10日には岡山国際サーキット(岡山県美作市)にて、2024年最後の「MAZDA FAN FESTA 2024 IN OKAYAMA」が開催される。詳細は「イベント告知Webページ」をご参照いただきたい。