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スバル、61号車「High Performance X Future Concept」をアップデート スーパー耐久最終戦に参戦

2024年11月16日〜17日 開催

High Performance X Future Concept

 スバルは11月14日、スーパー耐久シリーズに参戦する61号車「High Performance X Future Concept」をアップデートして、11月16日〜17日に行なわれる最終戦「ENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE 第7戦 S耐ファイナル 富士」に参戦すると発表した。

 10月に開催された第6戦岡山大会からのアップデート内容は、走行性能に関わる部分では、ロールセンター高UP(ジオメトリ変更)による旋回姿勢の改良として、フロントハウジングを変更。フロント駆動力による旋回性の向上(アクセルオン時のフロントタイヤ仕事量最大化)として、フロント機械式LSDを採用した。

 また、ドラッグ(走行抵抗)の低減による空力性能の向上として、リアウイング翼端版の大型化などを実施。その素材には破損した「Team SDA Engineering BRZ CNF Concept」のアンダーパネルのカーボン素材が再利用された。

 そのほか、ドライバーの操作性向上と負荷低減として、各種制御系調整用スイッチの追加、後方視認性の向上として「デジタルインナーミラー」を採用した。

High Performance X Future Concept

 なお、最終戦の会場では、2024年ニュルブルクリンク24時間レースに参戦した「SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024」を16日のイベント広場に展示。17日9時25分より本コースにてエキシビションランを実施予定としている。