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トムス、「クラウンスポーツ」用スタイリングパーツセットとアルミホイール「TWF07」
2025年2月27日 14:07
- 2025年2月27日 発表
トムスは2月27日、トヨタ自動車「クラウンスポーツ」用の「TOM’S スタイリングパーツセット」と専用アルミホイールを発表した。発売日と価格は、スタイリングパーツセットが3月1日発売で価格は49万7200円(塗装済み)、「アルミホイールTWF07」が5月1日発売で、ダイヤモンドカット ブラックが70万4000円/4本、グロスブラックが66万円/4本。
TOM’S スタイリングパーツセットは、「フロントディフューザー」「サイドディフューザー」「リアアンダーディフューザー」の3点セット(塗装済み:49万7200円)のほか、「リアルーフウイング」(塗装済み:16万0600)をラインアップ。アルミホイールTWF07は、ダイヤモンドカット ブラックとグロスブラックの2タイプを用意する。
クラウンスポーツのスタイリングパーツセットは「東京オートサロン2025」で公開されたもので、デザインテーマを「Universal Sports(ユニバーサルスポーツ)」とし、「ユニバーサル」が持つ「普遍的」「あらゆる人に適した」という意味を具現化。また、「誰にでも愛される存在」として従来のスポーツカーにはない日常使いの快適さと高級感を兼ね備え、さらにトムス独自のスポーツ性能を追求したという。
フロントディフューザーは、クラウンスポーツの特徴である切れ長のデイライトと控えめなヘッドライトが織りなすハンマーヘッドデザインをさらに引き立てるため、下面に延長したやや直線的なラインを持つディフューザーを採用。これにより、デザイン性を高めるとともに、操縦安定性の向上にも貢献する。
サイドディフューザーは、フロントスポイラーからの流れを意識し、ダイナミックな一体感を生み出すデザインを採用。前後の曲面が滑らかにつながることで、流れるようなシルエットを実現。さらにサイドガーニッシュからリアフェンダーへと続くラインとの絶妙なコンビネーションにより、リアフェンダーのワイド感を強調。これによりスポーティさとエレガントさが高次元で融合し、どの角度から見ても躍動感あふれるスタイリングを演出した。
リアアンダーディフューザーは、アンダーフロアだけでなく、ボディとスポイラーの間にも空気を流すエアロダイナミクス構造を採用し、ダブルディフューザー化。これによりリアの安定性が向上し、さらに優れた整流効果によって高速走行時の安定性も飛躍的に高めた。
リアルーフウイングは、落ち着いたリアスポイラーをウイング形状へと進化させることで、クラウンスポーツのスポーツマインドを解放。ボディとの一体感を追求したデザインは、単なるドレスアップにとどまらず、スタイルと機能性を高次元で融合。控えめなウイング角の設定により車体全体のバランスを最適化し、さらに後方へ配置することで、高速域での安定性を向上させた。
アルミホイールのTWF07は、弧を描く造形とダイヤモンドカットの輝きを融合。スポーティさとエレガンスを両立し、停車時の圧倒的な存在感と、回転時のきらびやかな輝きが目を引くデザインとした。軽量・高剛性の鍛造で、精緻なラインがスポーツ性能を強調しつつ、洗練された美しさを与え、車全体のバランスを引き立てるという。
なお、東京都港区台場にオープンした「トムス 東京 ショールーム」で、3月8日から展示予定としている。