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横浜ゴム、スーパーフォーミュラに供給している「サステナブルタイヤ」の紹介動画を公開
2025年3月17日 11:21
- 2025年3月14日 公開
横浜ゴムは3月14日、全日本スーパーフォーミュラ選手権に供給している再生可能原料・リサイクル原料を使用したADVANレーシングタイヤ(以下、サステナブルタイヤ)の紹介動画を公開した。
スーパーフォーミュラに使用されるタイヤは、2016年から横浜ゴムによるワンメイクサプライヤーとなっていて、2025年で10年目を迎えた。横浜ゴムは2022年2月にサステナブル素材を活用したレーシングタイヤの開発を開始し、同4月には実走行によるテストもスタートさせている。
再生可能原料は、「天然由来オイル」「オレンジオイル(オレンジ皮由来)」「天然ゴム」「リサイクルゴム」などがあり、再生可能原料比率の違うケーシングやコンパウンドでタイヤを4種類ほど開発。また、ウエット路面用には「籾殻シリカ」を用いている。
2023年シーズンには再生可能原料・リサイクル原料比率33%のタイヤを完成させて実践投入を行なった。そして今シーズンはさらに比率を46%まで高めたADVANレーシングタイヤの供給を行なうとしている。
今シーズン投入した新タイヤの開発では、レギュラードライバーとして20号車(ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL)を駆る高星明誠選手と、チーム「ThreeBond Racing」の采配を振るう塚越広大監督が開発ドライバーを務め、精緻に評価を重ねてきたという。
また、2024年10月に実施した日本レースプロモーション近藤真彦会長によるデモ走行では、再生可能原料・リサイクル原料比率約60%という開発中のプロトタイプレーシングタイヤも披露している。
SUPER FORMULA 2025, Development of YOKOHAMA TIRES(8分16秒)