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三菱自動車、「ミラージュ」を一部改良して1.2リッターエンジン搭載車を追加
既存の1.0リッターエンジン搭載モデルも装備充実などで商品性を向上
(2014/12/26 19:07)
- 2014年12月25日発売
- 118万8000円~144万5040円
三菱自動車工業は12月25日、「ミラージュ」を一部改良し、1.2リッターエンジンを搭載する新グレード「1.2G」を追加した。価格は118万8000円~144万5040円。
グレード | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
S | 直列3気筒DOHC 1.0リッター | CVT | 2WD(FF) | 1,188,000円 |
M | 1,317,600円 | |||
1.0G | 1,380,240円 | |||
1.2G | 直列3気筒DOHC 1.2リッター | 1,445,040円 |
新グレードの1.2Gでは、最高出力57kW(78PS)/6000rpm、最大トルク100Nm(10.2kgm)/4000rpmを発生する直列3気筒DOHC 1.2リッター MIVECの3A92型エンジンを搭載。1.0リッターエンジン搭載車の上級グレードであるG(1.2リッターエンジン搭載車の追加に伴い1.0Gにグレード名を変更)をベースとしており、ベース車と同じくアイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー(AS&G)」付などの低燃費化技術を採用。トランスミッションにCVT(INVECS-III)を組み合わせてJC08モード燃費は25.0km/Lを実現。購入時の自動車取得税と自動車重量税が免税(100%減税)となっている。
このほか、外観ではバンパービルトインタイプのフロントフォグランプ、15インチのタイヤ&アルミホイール、サイドターンランプ付ドアミラー、可倒式ショートアンテナを採用。インテリアでも本革巻ステアリング&シフトノブ、ピアノブラック調のパワーウインドースイッチパネルとシフトセレクターパネルを採用して質感を向上させている。また、タイヤサイズの15インチ化を受け、フロントスタビライザーを追加して操縦安定性を高めた。
既存の1.0リッターエンジン搭載モデルでは、ボディーカラーに「チタニウムグレーメタリック」を追加し、1.2Gと同じく可倒式ショートアンテナを全車に採用。サイドターンランプ付ドアミラーは1.0Gに標準装備、MとSに寒冷地仕様とセットでメーカーオプション設定した。
インテリアではメーターリングやエアコン吹き出し口などのシルバーアクセントを全車標準装備し、1.0GとMはエアコンパネル加飾をクロームメッキ化。ピアノブラック調のパワーウインドースイッチパネルとシフトパネルを採用して内装の質感を高めた。装備面では「運転席インパネアンダートレイ」を全車に新設定し、コンソールトレイ内にUSBケーブルなどの取り出し口を追加。1.0GとMではコンソールトレイを大型化して収納性を向上させている。
また、これまで上級グレードの1.0Gのみに採用していた「エンジンスイッチ+キーレスオペレーションシステム」「イモビライザー」「オートライトコントロール」がMにも標準装備されるようになった。これに加え、1.0Gでは本革巻ステアリング&シフトノブを装備する。Sグレードには装備の簡素化によって価格を113万1840円に引き下げる「ビジネス向けパッケージ」をオプション設定している。