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アウディ、新型「A7 スポーツバック」に2.0リッター直4ターボエンジンを追加

「マトリクスLED」を新採用。A7 スポーツバックは4人乗りから5人乗りに変更

2015年4月21日発売(A7 スポーツバック 2.0 TFSI quattroは8月以降の納車予定)

A7 スポーツバック:716万円~924万円

S7 スポーツバック:1344万円

RS 7 スポーツバック:1772万円

 アウディ ジャパンは、新型「A7 スポーツバック」シリーズを4月21日に発売する。価格はA7 スポーツバックが716万円~924万円、S7 スポーツバックが1344万円、RS 7 スポーツバックが1772万円。ステアリング位置はA7 スポーツバックが右のみ、S7 スポーツバックとRS 7 スポーツバックは左右両方を設定する。なお、新たに追加となるA7 スポーツバックの2.0 TFSI quattroは8月以降の納車を予定している。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
A7 スポーツバック 2.0 TFSI quattro直列4気筒DOHC 2.0リッターターボ7速DCT(7速Sトロニック)4WD7,160,000円
A7 スポーツバック 3.0 TFSI quattroV型6気筒DOHC 3.0リッタースーパーチャージャー9,240,000円
S7 スポーツバックV型8気筒DOHC 4.0リッターツインターボ13,440,000円
RS 7 スポーツバックV型8気筒DOHC 4.0リッターツインターボ8速AT(8速ティプトロニック)17,720,000円
A7 スポーツバックのインテリア

 新しいA7 スポーツバックシリーズでは、2.0 TFSI quattro以外のヘッドライトに「マトリクスLED」を採用。シングルフレームグリルでは6個所のコーナーを強調して彫刻的な雰囲気を演出し、フロントバンパーやボンネットの形状も刷新してより立体的なデザインとしている。

 インテリアではA7 スポーツバックのリアシートを2人乗車から3人乗車に変更し、乗車定員を5人(S7とRS 7は従来どおり4人)とした。遮音性に優れたアコースティックガラスをフロントウインドーとフロントドアガラスに採用して居住性を高め、全車に「BOSEサラウンドサウンドシステム」を標準装備し、さらに「Bang&Olufsenアドバンストサウンドシステム」をオプション設定した。また、MMIシステムにはオペレーターサービスの「Audi connect Navigator」を利用できる「Audi connect」を搭載している。

 先進装備では、2.0 TFSI quattro以外のモデルに自動ブレーキ機能の「アウディブレーキガード」、車線変更のときに危険を察知するとドアミラーに組み込まれたライトが点灯する「アウディ サイドアシスト」、自動でステアリング修正を行う「アクティブレーンアシスト」、ストップ&ゴー機能付きの「アダプティブクルーズコントロール」などを標準装備している。

 パワートレーンでは新しく、最高出力185kW(252PS)、最大トルク370Nmを発生する直列4気筒DOHC 2.0リッターターボエンジンをラインアップに追加。また、A7 スポーツバックに従来から設定されているV型6気筒DOHC 3.0リッタースーパーチャージャーエンジンでも出力向上を行い、23PSアップの333PSとしている。S7 スポーツバックとRS 7 スポーツバックは同じV型8気筒DOHC 4.0リッターツインターボでも出力が異なっており、S7 スポーツバックは最高出力を30PS向上させた450PS、RS 7 スポーツバックは560PSとなっている。

(編集部:佐久間 秀)