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【タイモーターエキスポ2015】マツダ、2.0リッター版「ロードスター」をタイプレミア。約918万円で発売

「CX-3」も初公開

2015年12月1日(現地時間)発表

IMPACT CHALLENGER

「タイモーターエキスポ2015」(一般公開:12月2日~13日)のマツダブースに並ぶのは、大半が日本でもおなじみのモデルたち。ただし、デミオは「MAZDA2」、アクセラは「MAZDA3」、ロードスターは「MX-5」という海外名が与えられる。また、マツダを成功に導いた「SKYACTIV(スカイアクティブ)」がどういう技術であるかというのは、ここタイでも浸透しつつあるという。

 今回のショーにおけるポイントはCX-3とMX-5のタイプレミアと、MAZDA2のリローンチという3点。

 CX-3については、11月にローンチしたばかりだが、3週間で3000台もの受注があったとのこと。また、MAZDA2は月販2000台ほど売れているヒットモデルであり、最近マツダはBセグメントのシェアで3位になる原動力となった。そして今回、これまでよりも装備を充実させたり、モデル数を増やしたりして再度訴求を図るという。

CX-3は11月にタイに導入されたばかりだが、すでに3000台の受注があったという。価格は83万5000バーツ(約284万円)~
MAZDA2のリローンチも行われている

 MX-5も人気が高く、今回のショーで多くの人がその姿を撮影していたのが印象的だった。実はタイという国ではオープンカーというのは特別な存在で、実際に街を走る姿を目にすることはほぼなかったが、日本よりもずっと憧れの的として受け取られているという。MX-5はタイでは高級車なのだ。それもあってタイ向けのMX-5のエンジンは、2.0リッター版のみとされている。

SKYACTIV-G 2.0を搭載するMX-5。最高出力は118kW(160PS)/6000rpm、最大トルクは200Nm/4600rpmとアナウンスされている。価格はなんと270万バーツ(約918万円)

 また、日本では導入されていないピックアップ「BT-50」も、すでに登場から年月が経過しているものの、目に入りやすい場所に展示されていた。

ピックアップ「BT-50」

(岡本幸一郎)