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写真で見る マツダ「ロードスター」

 マツダは新型「ロードスター(ND)」の公道試乗会を開催。発売は6月ごろを予定しているが、ひと足早くナンバー付車両となった新型「ロードスター」を写真でお伝えする。

 4代目ロードスターのボディーサイズは、3915×1735×1235mm(全長×全幅×全高)と先代モデルの4020×1720×1245mm(全長×全幅×全高)と比べてサイズダウンが図られた。先代モデルから約100kg以上の大幅な軽量化も行い、ベースモデルとなる「S」グレードでは990kgの車両重量を実現している。

 搭載する直列4気筒DOHC 1.5リッター「SKYACTIV-G 1.5」直噴ガソリンエンジンは、最高出力96kW(131PS)/7000rpm、最大トルク150Nm(15.3kgm)/4800rpmを発生、トランスミッションは6速MTと6速ATが用意される。JC08モード燃費は17.2km/L~18.8km/Lとなっている。

 パッケージ面では、重心高を抑えるとともにヨー慣性モーメントの発生を低減させるため、エンジンの搭載位置を従来より13mm下方化、フロントホイールセンターに対しても従来より15mm後方化してフロントミッドシップレイアウトをさらに進めた。

 カラーは、「セラミックメタリック」「ソウルレッドプレミアムメタリック」「メテオグレーマイカ」「ジェットブラックマイカ」「クリスタルホワイトパールマイカ」「アークティックホワイト」「ブルーリフレックスマイカ」の、全7色を用意する。

 グレードは、「S」「S Special Package」「S Leather Package」の3グレード展開、「S」グレードに関しては6速MTモデルのみの設定となる。市販予定価格は249万4800円~314万2800円。発売は6月ごろの予定だ。

 なお、3月20日より先行商談の予約受付を新型ロードスタープレサイト(http://www.roadster.mazda.co.jp/pre/)で開始。プレサイトでの先行商談の予約受付期間は3月20日12時から30日12時まで、先行商談の予約をした人は4月4日~12日の期間に優先的に店頭で予約を入れることができる。

ロードスター「S」グレード
ボディーサイズは3915×1735×1235mm(全長×全福×全高)、ホイールベースは2310mm
ロードスター「S」グレード
ロードスター「S」グレードのインパネ
インテリアカラーは全グレードとも黒を基調にしている
ステアリングは本革巻、オーディオのボリュームなどを操作できるスイッチを配置
USBとAUXの入力端子
「S」に装備されるセグメント液晶オーディオディスプレイ
メーターパネル3眼。タコメーターとスピードメーターは垂直ゼロ指標
スタビリティコントロールのOFFスイッチは右側エアコン吹き出し口の下に配置
助手席側足下に用意される脱着式のカップホルダー
脱着式のカップホルダーは背もたれ側にも2個設置可能
小物を入れる収納スペース
乗員の着座位置は先代モデルから15mm車体中心に寄せ、20mm路面に近づけた。シートは軽量化と薄肉化を実現するためネット素材とウレタンパットを組み合わせた新構造を採用
外板色と同じカラーを取り入れたインテリア
ドア側にパワーウインドースイッチを配置
ベースモデルとなる「S」グレードは6速MTのみを設定
ペダルレイアウトを見直し、従来モデルよりクラッチペダルを左側に15mm寄せ、ブレーキとクラッチペダルの間隔を19mm拡大
「S」グレードはマニュアルエアコンを装備
「S」グレードのエアコン吹き出し口はピアノブラック
メッシュ構造のエアロボードで風の巻き込みを抑える
直列4気筒DOHC 1.5リッター「SKYACTIV-G 1.5」エンジンは最高出力96kW(131PS)/7000rpm、最大トルク150Nm(15.3kgm)/4800rpmを発生。JC08モード燃費は17.2km/L~18.8km/L
LEDを採用したヘッドライトは全車標準
ロードスター「S Leather Package」
新型ロードスターは、「S」「S Special Package」「S Leather Package」の3グレード展開となる。マツダコネクトやレザーシートの採用などインテリアの装備の違いが主で、外観における見た目の違いは少ない。写真は、ロードスター「S Leather Package」
7インチのWVGAセンターディスプレイを装備
コマンダーコントロールはサイドブレーキの左側に用意
ブリッピング機能を搭載した6速オートマチックトランスミッション
「Sport」モードなどを用意するドライブセレクションスイッチ
「S Special Package」「S Leather Package」のステアリングではオーディオの音量調節スイッチに加えハンズフリー通話のON/OFFボタンを配置。AT車にはパドル型のシフトスイッチが用意される
メーカーオプションのBOSEサラウンドシステムは9スピーカーを採用
S Leather Packageにはシートヒーターを標準装備
ロードスター「S Leather Package」のインテリアはメッキ調のパーツを多く採用
ロードスター「S Leather Package」はボンネットの裏に遮音材を採用している
トランクスペース、550×400×220mmサイズのソフトタイプのキャリーバッグを2個収納可能
トランク容量は130L(DIN方式)深掘りするなど形状を見直した
油圧ダンパーを使用
燃料はハイオク指定。タンク容量は40L
脱着式のアンテナ
2本出しのマフラー
タイヤサイズは195/50 R16 84Ⅴ
16インチのアルミホイールは全車標準装着。軽量化の結果、ハブ部分は5穴から4穴にし、冷却強化鋳造工法により強度を高めながらリムを薄肉化した
リアコンビランプの点灯パターン
ハイマウントストップランプ
バックランプはバンパー下部に配置
キーシリンダーを廃止してすっきりとしたデザインを採用
ROADSTERのロゴを左に配置
クローズ走行中の騒音を低減するため、ソフトトップのバタつきを抑えるヘッダーカバーとヘッダーパネルを採用
発売は6月ごろを予定
歴代ロードスターとともに

(Photo:高橋 学/編集部:椿山和雄)