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マツダ、「ロードスター」初の商品改良で特別仕様車「レッド・トップ」追加

ダークチェリー色のソフトトップを採用。2018年3月31日まで注文受付

2017年12月14日 発売

ロードスター:249万4800円~320万7600円

レッド・トップ:304万5600円~315万3600円

ロードスター RF:325万800円~374万7600円

商品改良を行なった「ロードスター RF」

 マツダは11月10日、ソフトトップモデル「ロードスター」とリトラクタブルハードトップモデル「ロードスター RF」を商品改良するとともに、ロードスターの特別仕様車「RED TOP(レッド・トップ)」の予約を開始。12月14日に発売する。価格はロードスターが249万4800円~320万7600円、ロードスター RFが325万800円~374万7600円、レッド・トップが304万5600円~315万3600円。

ロードスター
モデルエンジン変速機駆動方式価格
S直列4気筒DOHC 1.5リッター6速MT2WD(FR)2,494,800円
NR-A2,646,000円
S Special Package2,700,000円
6速AT2,808,000円
S Leather Package6速MT3,045,600円
6速AT3,153,600円
RS6速MT3,207,600円
特別仕様車「レッド・トップ」
モデルエンジン変速機駆動方式価格
レッド・トップ直列4気筒DOHC 1.5リッター6速MT2WD(FR)3,045,600円
6速AT3,153,600円
ロードスター RF
グレードエンジン変速機駆動方式価格
S直列4気筒DOHC 2.0リッター6速MT2WD(FR)3,250,800円
6速AT3,272,400円
VS6速MT3,585,600円
6速AT3,607,200円
RS6速MT3,747,600円

 今回の商品改良では、両モデル共通でボディカラーに「ソウルレッドクリスタルメタリック」「スノーフレイクホワイトパールマイカ」「エターナルブルーマイカ」の3色を新しく設定。先進安全技術「i-ACTIVSENSE」に「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」を新採用した。

 加えて、リアコンソールボックス(キー付)の内部床面に遮音マットを追加し、小物類の転がり音を低減したほか、サンバイザーに表皮巻きタイプを設定するなど装備の質感を向上。また、布シートにシートヒーターを設定してオープン走行時の快適性も高めている。

 なお、ソフトトップモデルのロードスターでは、ボディカラーに「マシーングレープレミアムメタリック」を新しく設定。リアサスペンションやステアリングフィールを改良して走りの質感を高めるとともに、静粛性を向上。タコメーターにLEDを追加するなどして視認性を上げた。

撮影車両のボディカラーは「ソウルレッドクリスタルメタリック」
タコメーターの文字に白印刷を追加し、LEDによる発光とともに発色を改善。主に昼間の走行時の視認性を向上させた

ロードスター特別仕様車「レッド・トップ」

 4代目のロードスターで初めてとなる特別仕様車のレッド・トップを設定。注文を2018年3月31日まで受け付ける。

特別仕様車「レッド・トップ」。撮影車両のボディカラーは「マシーングレープレミアムメタリック」

 レッド・トップは、これまでブラックのみが設定されていたソフトトップに、ダークチェリー色を新しく採用し、ボディ同色のドアミラーを設定することでボディカラーとダークチェリーソフトトップのコントラストを際立たせた。

 また、高輝度塗装の16インチアルミホイールを装着して特別感を演出。内装色に赤褐色のオーバーンを設定するとともに、シート表皮にはナッパレザーを用いて華やかさと上質さを高めている。

カラーソフトトップを初採用
ドアミラーをボディ同色に変更
16インチの高輝度塗装アルミホイールを装着。タイヤサイズは195/50 R16
落ち着いた印象のインテリア
ロードスター RFに設定しているオーバーンのナッパレザーシートをロードスターでも採用。シートの耳が位置するあたりにBOSE製のスピーカーを内蔵し、オープンにして走行する際の快適性を高めている

 マツダ デザイン本部 プロダクションデザインスタジオ カラー&トリムデザイングループ リード・デザイナーの松岡信宏氏は、「ボディカラー、インテリア、ソフトトップを含めてコーディネーションできるようにいたしました。世界を広げる、魅力を広げるクルマに仕上がったと思います」と話した。

マツダ株式会社 デザイン本部 プロダクションデザインスタジオ カラー&トリムデザイングループ リード・デザイナーの松岡信宏氏。「レッド・トップには“女性向け”という裏テーマがある。気になっている方はぜひ実際に見てみてください」と話した
現在エアウィーヴと共同開発を行なっているという、目線の位置を少し上げて背の低い人でも前が見やすくなるシートクッションも紹介されていた。座り心地はシートそのもののようで、クッションに座っているという感覚はほとんどなかった

 なお、11月10日~2018年3月31日の期間に、マツダR&Dセンター横浜(神奈川県横浜市神奈川区守屋町2丁目5)の1階ロビーと、マツダブランドスペース大阪(大阪府大阪市北区大淀中1丁目 梅田スカイビルタワーイースト1階)で、レッド・トップが展示される。オープン時間など詳しい内容はそれぞれのWebページをご確認いただきたい。