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三菱自動車、「アウトランダーPHEV」の普段は見えにくい部分を「人とクルマのテクノロジー展2025横浜」で分解して展示中

2025年5月21日~23日 開催
入場無料(事前来場登録制)
人とクルマのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA の三菱自動車ブースはノース館(N02)

 三菱自動車工業は、「人とクルマのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」にて、2024年10月に大幅改良を実施した「アウトランダーPHEV」の普段は見えにくい部分を見やすくして展示している。

 威風堂堂がコンセプトとのアウトランダーPHEVは、三菱自動車の「電動化技術」「四輪制御技術」「耐久信頼性技術」「快適性技術」を集結しつつ、大幅改良により“洗練”と“上質”を重点に、三菱自動車のものづくりへの情熱とこだわりを反映したフラグシップモデル。

アウトランダーPHEVのコンセプトなど

 今回の展示では、ボンネット、フロントバンパー、フロントグリル、フロントフェンダー(片側)、ヘッドライト(片側)、前後輪(片側)、前後ドア(片側)、リチウムイオンバッテリを取り外し、普段はなかなか見ることのない部分を、来場者にじっくりと見てもらえるように展示。

 特に大幅改良で刷新したリチウムイオンバッテリは、容量を従来の20kWhから約10%増の22.7kWhとし、EV航続距離を「M」グレードで従来の87kmから106km(WLTCモード)に、その他グレードでは83kmから102km(WLTCモード)と約20km伸長。さらにPHEVシステムでは最高出力を約20%向上している新しいタイプで、通常はボディ下部に装着しているし、オーナーでも見ることはほぼ皆無といえる貴重なパーツだ。

 また、ボンネットの開閉やタイヤの脱着はオーナーでもできるが、バンパーやフェンダー、ヘッドライトの取り外しもなかなかできる作業ではないので、この部分もこの機会にじっくり見ておきたい部分。

ボンネットやバンパー、フェンダー、ヘッドライトが外された状態のアウトランダーPHEV
前輪とフロントバンパー、フェンダーがないおかげで、エンジンの下にあるユニットもしっかりと確認できる
後はジャッキアップしてタイヤを外せばオーナーでも見られる範囲となるが、ほぼ走行していないきれいな状態を見るのは稀な機会
前後ドアを外すとなると、もはや板金修理が不可能で、交換を余儀なくされた場合くらいだろう。ドアがないことで開口部の形状や足下のスペースなどをじっくりと観察できる
大幅刷新で新しくなったリチウムイオンバッテリ

 そのほかにも、アウトランダーPHEVの特徴や技術、各技術の今後の取り組みなどをパネルで紹介している。

安心感についての解説
車体技術の解説
快適性について
モビリティサービスについて
各技術の今後の取り組み