ニュース

いすゞ初のバッテリEVピックアップ「D-MAX EV」にBluE Nexusの電動駆動モジュール「eAxle」採用

2025年8月1日 発表
いすゞ初のバッテリEVピックアップ「D-MAX EV」

 BluE Nexusとアイシン、デンソーは8月1日、共同開発した電動駆動モジュール「eAxle」が、2025年4月に生産開始されたいすゞ初のBEV(バッテリ電気自動車)ピックアップ「D-MAX EV」に搭載されたと発表した。

 eAxleはモータ、インバータ、トランスアクスルなどを一体化した電動駆動モジュールで、今回搭載された製品はフロントとリアに新開発のeAxleを組み合わせ、フルタイム4WDシステムとすることで、ピックアップトラックに求められるタフな基本性能(耐久性/積載・牽引性能/悪路走破性)と、BEV特有のリニアな加速感と低騒音・低振動を両立。

 欧州主要国への出荷を皮切りに、D-MAX EVが市場特性やユーザーニーズに応じて順次グローバルに拡大することで、世界各地へ高性能駆動ソリューションを提供するとしている。

 また、今後もBluE Nexus、アイシン、デンソーは、それぞれの強みとノウハウを生かし、価値ある技術や製品を提供するほか、BluE Nexusを通じてあらゆる電動車に製品を提供することで、社会のカーボンニュートラル実現への貢献を目指していく。