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トヨタ、モビリティのテストコースであるウーブンシティで実証開始 住民の居住を開始し「カケザン」で発明を目指す
2025年9月25日 19:01
- 2025年9月25日 発表
トヨタ自動車は9月25日、ウーブン・バイ・トヨタとともに進めてきたモビリティのテストコース「Toyota Woven City」(以下、ウーブンシティ)がオフィシャルローンチしたと発表した。ウーブンシティでは、企業・個人がさまざまなプロダクトやサービスの実証を開始するとともに、住民も数世帯が居住を開始。モビリティのテストコースとして、新たなプロダクトやサービスを開発・実証していく。
ウーブンシティでは、プロダクトやサービスを開発・実証する企業・個人は、Inventors(インベンター/発明家)と位置付け、ウーブンシティに住む住人やワンデイのビジターはWeavers(ウィーバーズ)としてプロダクトやサービスのフィードバックを行なう。
オフィシャルローンチのプレゼンテーションには、ウーブン・バイ・トヨタ 代表取締役兼CEOである隈部肇氏、SVPである豊田大輔氏が登壇。質疑応答では取締役兼CFOである近健太氏も加わった。
Inventorとしては、ダイキン工業株式会社、ダイドードリンコ株式会社、日清食品株式会社、UCCジャパン株式会社、株式会社増進会ホールディングス、インターステラテクノロジズ株式会社、共立製薬株式会社とこれまでの7社に加え、新たにミュージシャンのナオト・インティライミさんが加わったことを紹介。ナオト・インティライミさんは音に関する実証をウーブンシティで進めていく。
そのほかトヨタグループとしては、株式会社豊田自動織機、株式会社ジェイテクト、トヨタ車体株式会社、豊田通商株式会社、株式会社アイシン、株式会社デンソー、トヨタ紡織株式会社、トヨタ自動車東日本株式会社、豊田合成株式会社、トヨタ自動車九州株式会社、トヨタ自動車株式会社、ウーブン・バイ・トヨタ株式会社の12社がInventorとして参画するとのことだ。
ウーブンシティを担当する豊田大輔氏は、これらのInventorの方々は思いを同じくする人たちで、「一緒にやっていい価値のものを作っていきたい」と紹介。「Inventorのみなさまとウーブンシティで『カケザン』というものを行なっていきたい」と述べ、モビリティのテストコースであるウーブンシティにより掛け算的な開発力の向上への期待を述べた。






