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STMO、「耐久レースに挑戦してみたい!」を応援するイベント「S耐チャレンジ」 2026年はさらにハードルを下げて実施

2026年1月19日 発表
2025年の「S耐チャレンジ」のスタートシーン

 STMO(スーパー耐久未来機構)は1月19日、モータースポーツの裾野拡大と次世代育成を目的とした参加型イベント「S耐チャレンジ」の2026年度の開催概要を発表した。

 S耐チャレンジとは、「モータースポーツをやってみたいけれど、費用やマシン制作、技術、参戦準備といったハードルがいくつもあるため、最初の1歩をどこから踏み出していいのか分からない」といった声に寄り添う企画。「一度でいいから耐久レースを走ってみたい」と願っている人たちに向け、「勝ち負け」よりも「挑戦する心」を大切にして、できるだけコストを抑えながらも、しっかりと本格的なレースの醍醐味を味わえるようにとSTMOが用意した新たな参加型イベントとなる。

STMOが考えているスーパー耐久シリーズの拡大イメージ

 2025年11月のスーパー耐久シリーズ最終戦でトライアル的に開催したところ、参加申し込みから開始30分で30チーム以上がエントリーするなど大きな反響があり、若年層や女性を含む幅広い層が参加し、レースの楽しさを体感できる新たな取り組みとして一歩を踏み出した。

 2026年のS耐チャレンジでは、開催規模を3大会に拡大。より多くの人がモータースポーツに挑戦し、スーパー耐久を目指す環境づくりの強化を目指していく。

 まずは参加ハードルを下げるための新たな取り組みとして、車両準備にかかる負担軽減を目的とし、レンタル車両(有償・台数限定)を準備。協賛各社協力のもと、2026年はトヨタ自動車「ヤリス」、マツダ「ロードスター」などのレンタル車両を、希望する学生や若年層などに優先して提供する予定。リース車両に使用するタイヤはブリヂストンが無償供給する予定という。

 また、コスト抑制と安全性を両立した競技規定として、競技車両は市販車ベースとし、JAFの「自動車登録番号標付車両によるレース開催規定」に準拠し、改造範囲を限定。ECU(コンピュータ)をはじめとする電子制御系の改造を禁止する一方、ロールケージや4点式以上のシートベルトなど、必須安全装備の装着を義務付け、安全性を確保するとしている。

 さらに、多くの人が参加できる環境づくりとして、2026年に実施する3大会は、シリーズポイント制ではなく各大会完結型とし、初参加チームを優先的に受け付ける「ルーキーエントリー制度」を導入する。

 加えて、2025年に続けて協賛各社協力のもとシミュレータ体験を含む事前講習会を実施。講師にはロニー・クインタレッリ氏、蘇武喜和氏を予定している。

シミュレータ体験を含む事前講習会も実施される予定

S耐チャレンジ2026(仮称)開催概要

開催地・日程

・もてぎ大会
日程:2026年3月21日~22日
会場:モビリティリゾートもてぎ(栃木県)

・菅生大会
日程:2026年7月4日~5日
会場:スポーツランドSUGO(宮城県)

・富士大会
日程:2026年11月14日~15日
会場:富士スピードウェイ(静岡県)

《S耐TV》S耐チャレンジ決勝(2時間42分28秒)

参加申し込み方法(予定)

参加対象:18歳以上/経験不問(条件あり)/チーム審査あり
申込方法:スーパー耐久公式サイトで受け付け
受付開始:レース初参加ドライバーを含む初参加チーム向け優先申込枠「ルーキーエントリー」と、 レース経験ドライバーで構成するチーム向け通常申込枠「レギュラーエントリー」の 2区分に分けて申し込みを受け付ける

2026年の「S耐チャレンジ」は開催規模を3大会に拡大する