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SPK、限定100台の5速MT&ターボ仕様のコンプリートカー「ミライースDSR」の初号車が完成 ダイハツ本社で出荷式開催

2026年5月12日 発表
SPKが販売する「ミライース tuned by D-SPORT Racing」初号車の出荷式が行なわれた

 SPKは5月12日、5速MT&ターボ仕様のコンプリートカー「ミライース tuned by D-SPORT Racing(ミライースDSR)」の初号車出荷式を、4月23日にダイハツ工業の本社・池田工場で開催したと公表した。

 出荷式は完成初号車の出荷を記念して実施されたもので、当日はダイハツ工業 代表取締役副社長の桑田正規氏、SPK 代表取締役社長の沖恭一郎氏をはじめ、両社の関係者が出席。初号車の出荷を祝うとともに、市場投入に向けた第一歩を共有したという。

SPK株式会社 代表取締役社長の沖恭一郎氏が、購入者に贈呈するプレートを引き継いだ
ミライース tuned by D-SPORT Racingのベース車に使用するグレードは「L“SA III”」。それをいったんほとんどのパーツを外したホワイトボディのような状態にして、ターボエンジン、5速MT、6点式ロールケージ、フロントスーパーLSD、ブレーキキャリパー、フロントベンチレーテッドディスク、ブレーキパッドなど、すべて新品のパーツをダイハツ工場のスタッフが手で組み上げる。また、車両には3年6万km、架装部分は1年2万kmの保証が付与される。ミライースDSRの価格は299万8600円。諸費用5万8949円を加えた支払総額は305万7549円と、長年一緒にD-SPORTとして活動してきたダイハツとSPKの両社が協力したからできた特別な車両となる

 ミライースDSRは、SPKとダイハツが共同運営する「D-SPORT Racing Team」で培ってきたモータースポーツの知見を反映し、「走る楽しさをみんなのものに」をテーマに開発してきたコンプリートカー。

 710kgの軽量ボディを活かしつつ、5速MT&ターボ仕様へのチューニングを実施。加えて、6点式ロールケージ、専用ECU(コンピュータ)、フロントスーパーLSDなどを特別装備しているのが特徴となる。

 また、モータースポーツベース車としての高いポテンシャルを確保しながら、「5ドア」「乗車定員4名」といった日常使用における実用性も両立している。

完成車を分解し、ターボチャージャーやインタークーラーなどの補機類が装着されたターボエンジンと、フロントスーパーLSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)が組み込まれる5速MTを搭載
6点式ロールケージをフロアにしっかり固定するため、内装をほぼ外した状態にして作業を行なう。ロールケージが貫通するダッシュボードの穴の加工も100台すべて手作業で行なわれる
コーナリング性能を高めるフロントスーパーLSD
モータースポーツを安全に楽しむための6点式ロールケージ
納車時、オーナーにはシリアル番号の入った特製記念プレートと、車両製作に携わったスタッフの名前が入ったグリーティングカードが贈呈される予定

 なお、ミライースDSRは100台のみの特別限定生産モデルだが、今回その約44倍となる多数の応募が寄せられたという。

開発車両は2月21日~22日に富士スピードウェイで開催された軽自動車の耐久レース「K4GP」で軽快な走りを披露している
購入できた幸運な人は、ぜひ長く安全にモータースポーツを楽しんでいただきたい