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ハーレーダビッドソンの最新トライク「ロードグライド3」2026年モデルを体験してみた
新しいリアサスペンションの採用など過去最大級の刷新
2026年6月10日 09:00
- 2026年6月1日 開催
ハーレーダビッドソン ジャパンは6月1日、ハーレーダビッドソンの最新トライクについて、メディア関係者やインフルエンサーを対象とした試乗会を、東京都調布市にある味の素スタジアムの特設エリアで開催した。
ハーレーのトライクは、普通自動車免許(MTのみ)で公道走行が可能で、二輪免許不要な三輪モーターサイクルとして独自のカテゴリーに位置するモデル。2026年モデルでは、新設計シャシーや全く新しいリアサスペンションの採用など、過去最大級ともいえる大幅なアップデートが施された。
記者もクローズドの場内特設コースにおいて、2026年モデル「ロードグライド3」に試乗。アップデートの進化幅を体感すべく、会場に用意された従来モデルとの乗り比べも行なうこともできた。
2026年モデルの「ロードグライド3」「ストリートグライド3 リミテッド」「CVO ストリートグライド3 リミテッド」が登場
ハーレーダビッドソンのトライク2026年モデルは「ロードグライド3」「ストリートグライド3 リミテッド」「CVO ストリートグライド3 リミテッド」の3モデルをラインアップ。いずれも2026年モデルの最大のトピックは、リアサスペンションのアップデートにある。
「ロードグライド3」2026年モデルでは、従来モデルのライブアクスル設計に代わって、新しくド・ディオン式リアサスペンションを採用。トライクの力学特性を重視して設計したことによりスムーズで安定した走りを実現するという。また、新設計のシャシーにはデュアルエマルジョンショックを採用、ワットリンク機構によってホイールトラベルは従来モデルの58mmから127mmに倍増し、ばね下重量も30kg軽量化を実現したという。
また、バック走行するための「リバースシステム」も大きく進化した。従来モデルに搭載されていた重い電動モーターは排除され、エンジンスターターを動力とする新しいリバースシステムを採用して、シャシーに取り付けられたデファレンシャルに組み込まれた。
そのほかにも、2026年モデルではシャシーの最適化により、ハンドリング特性もより素直なものへと磨き上げられたとしている。
今回試乗した「ロードグライド3」については、空力を極めた新設計の「シャークノーズフェアリング」が最大の特徴。無駄を削ぎ落としたアグレッシブなホットロッドスタイルが際立ち、心臓部には1923ccの「Milwaukee-Eight VVT 117」エンジンを搭載してパワフルなスタンスを主張するモデルに仕上げられている。
2026年モデルの「ロードグライド3」に乗ってみた
トライクという乗り物に関して言うと記者はほぼ初体験。実際に「ロードグライド3」にまたがってみると、まず停車時や超低速域でも「立ち転けをしない」という絶対的な安心感があるのが第一印象。操作系においては、足下にパーキングブレーキ、右手元にリバース用スイッチが装備されているのが、二輪モデルとの大まかな違いとなる。
クローズドの特設コースにコースインして実感したのは、車体をバンクさせてコーナーを曲がる二輪車とも、ステアリングホイールを操作してコーナーを曲がる四輪車とも異なる、独特な乗り物だなと感じた。
記者は普通自動車免許と大型二輪免許を保有するが、二輪車にはあまり乗らないので実質的にはペーパーライダー。一応は二輪車の操作をすることはできるので、クローズドのコースで小一時間ほど練習すると公道に出ても不安はないくらいに運転することができた。
操作に慣れてしまえば、ハーレーならではの圧倒的なエンジンの鼓動感を楽しめるのは二輪モデルと変わりない。“このままロングツーリングに出かけたら爽快だろうな”などと感じた。
乗り出す前には「どの速度で、どれくらいの曲率のコーナーを曲がっていけるのか?」という不安もあったが、走り込んでいくうちに徐々に掴んでいくことができた。しかし、トライク独特の挙動を掴むまでは無理をせずに、コーナーが現れたらしっかりと速度を落としてコーナーにアプローチすることが安全なのかなと感じた。
普通自動車免許(MT限定)があればハーレーダビッドソンの世界観にエントリーできるのがトライクの大きな魅力の1つではあるが、トライクの操作に不安があるという人は、ハーレーダビッドソンでは所有する免許に合わせてサポートする体制を整えているというので、まずは全国にあるハーレーダビッドソン正規ディーラーに相談してみることをおすすめしたい。













