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シャープと鴻海、新規事業の協業に関する覚書を締結
2026年6月24日 18:21
- 2026年6月24日 発表
鴻海(鴻海精密工業股份有限公司)とシャープは6月24日、新規事業における戦略的協業に関する覚書を締結したことを明らかにした。
今回締結した覚書は、「AIインフラ・ソリューション」「エネルギー・ESG関連アプリケーション」「ロボティクスおよびスマートオートメーションシステム」「次世代通信技術」「スマートシティ」などを対象としたもので、市場ニーズに適合した革新的な製品・サービスの共同開発を推進するものとしている。
鴻海が推進する「3+3+3」戦略では、EV、デジタルヘルス、ロボティクスの3つの事業分野に、AI、半導体、次世代通信技術の3つの主要技術を組み合わせ、「スマート製造」「スマートEV」「スマートシティ」という3つのプラットフォームの構築を目指している。
現在注目されているAIインフラについては、シャープが市場参入を表明しているAIサーバー事業において、シャープブランドのAIサーバー関連製品・ソリューションの展開を検討し、導入支援から製品供給、運用・保守まで手掛けることで、高性能コンピューティングならびにAIアプリケーションの急速な需要拡大に対応していくという。
鴻海 董事長の劉揚偉氏は「シャープは鴻海にとって重要な企業であり、高いブランド価値と顧客基盤を有しています。一方、鴻海は世界有数の製造能力、サプライチェーンおよびイノベーション・研究開発能力を有しています。グループ全体の観点から、今回の覚書締結を通じて、両社のリソース補完を強化し、AIやエネルギー、ロボティクスなどの成長産業で新たな事業モデルを創出することで、シャープの企業価値および鴻海の競争力がさらに高まることを期待しています」とコメント。
シャープ 社長執行役員CEOの河村哲治氏は「シャープは日本を含むグローバル市場に深く根づいた強固なブランド力と顧客基盤を有しています。今回の協業を機に、シャープの強みと、鴻海の研究開発およびグローバルサプライチェーンにおける強みを組み合わせ、新規事業の立ち上げを共同で推進することで、さらなる成長につながることを期待しています」とコメントしている。
今後、両社は市場ニーズと産業の発展動向を注視しながら、各種領域における協業機会を慎重に検討し、段階的に実現させていくことで、長期的な価値創出に共同で取り組んでいくとしている。
