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日産、2027年に始まるフォーミュラEシーズン13からパワートレーンをアンドレッティへ供給決定

2026年7月24日 発表
日産は2027年に始まるフォーミュラEシーズン13からパワートレーンをアンドレッティへ供給すると発表した

 日産自動車は7月24日、ABB FIAフォーミュラE世界選手権のシーズン13から、アンドレッティ・フォーミュラEへGEN4パワートレーンを供給する複数年契約を締結したと発表した。

 フォーミュラEは、日産のグローバル電動化戦略を支える重要な柱の1つで、同選手権での成功は、日産の長期的な成長戦略において重要な意味を持つという。

 また、アンドレッティ・フォーミュラEはフォーミュラE創設当初から参戦を続けていて、常に上位争いを繰り広げてきたチームの1つ。2023年にはジェイク・デニス選手がドライバーズタイトルを獲得するなど、シリーズを代表する競争力を備えたチームとして実績を築いてきた。

 この豊富な経験と高い競争力を持つカスタマーチームとの協業は、フォーミュラEにおける日産の競争力をさらに強化するとともに、GEN4時代を迎える同選手権へのコミットメントを一層高めるもの。

 日産とアンドレッティ・フォーミュラEは、パワートレーンの供給に加え、GEN4時代を通じて技術力やエンジニアリングに関する知見、モータースポーツで培ってきた経験を共有しながら開発を進めるといい、日産製パワートレーンを搭載した4台のマシンがシリーズに参戦することで、技術的なフィードバックの機会が拡大し、継続的な性能向上が期待される。

フォーミュラEに参戦している日産のマシン

 また、今回のパートナーシップには、2人のFIAフォーミュラEドライバーズ世界チャンピオンの知見も生かされる。

 日産自動車のチーフ パフォーマンス オフィサーのギョーム・カルティエ氏は、「フォーミュラEは、日産のグローバル電動化戦略において重要な役割を担っています。今回のアンドレッティ・フォーミュラEおよびTWG モータースポーツとの協業は、モータースポーツ活動における私たちの目標達成を後押しするとともに、選手権へのコミットメントをさらに強化するものです。両社が持つ専門性を活かしながら、トラックの内外で成果を積み重ね、それぞれの分野における強みを発揮するとともに、世界中のお客さまやファンの皆さまにさらなる期待と興奮をお届けしていきたいと考えています」とコメントしている。

 また、アンドレッティ・グローバルのジル・グレゴリー社長は、「フォーミュラEはわれわれのグローバルモータースポーツ戦略に引き続き重要な役割を持ち、日産とGEN4時代にパートナーとなることはアンドレッティ・フォーミュラEにとって重大な一歩となります。日産は選手権で有力なチームとしての地位を確立しており、このパートナーシップがレースの優勝とチャンピオンシップ獲得への強い基盤となると我々は信じています」と述べている。

日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクター兼チームプリンシパルであるトマソ・ヴォルペ氏

 さらに、日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクター兼チームプリンシパルであるトマソ・ヴォルペ氏は、「GEN4時代に向けて、アンドレッティ・フォーミュラEを日産のカスタマーチームとして迎えることができ、大変うれしく思います。フォーミュラEは年々競争が激しさを増しており、パフォーマンスと技術開発を最大化するうえで、強力なパートナーの存在は欠かせません。アンドレッティは、フォーミュラEをはじめモータースポーツ界を代表するチームの一つであり、常に上位争いを繰り広げ、ドライバーズ世界選手権タイトルを獲得するなど、確かな実績を築いてきました。今後、緊密に連携しながら、強固なパートナーシップを築いていけることを楽しみにしています」と期待を述べている。

 最後に、アンドレッティ・フォーミュラEチームプリンシパルのロジャー・グリフィス氏は、「80年以上にわたるモータースポーツの歴史をもち、現在のフォーミュラEドライバーズ世界選手権を含め、多様なカテゴリーで数々の優勝とタイトルを獲得してきた日産は、モータースポーツの最高峰の舞台でその実力を十分に証明してきました。また、電気自動車のパイオニアとして培ってきた豊富な知識を持ちフォーミュラEへの参戦を通じて非常に高い競争力も発揮してきました。こうした特徴はアンドレッティ・フォーミュラEのアプローチと合致しています。フォーミュラEで大きな期待が寄せられるGEN4時代を、日本を代表するメーカーである日産と共に迎えられることを誇りに思います」とコメントしている。