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ダンロップ、「資源循環型カーボンブラック採用タイヤ」をスーパーGT GT500クラスに投入
2026年8月19日 09:00
- 2026年8月18日 発表
ダンロップ(住友ゴム工業)は8月18日、タイヤ事業における循環型ビジネス(サーキュラーエコノミー)構想「TOWANOWA(トワノワ)」の一環として、資源循環型カーボンブラックを採用したレース用タイヤを、2026年シーズンのスーパーGT GT500クラス向けに投入すると発表した。
これは2027年シーズンから予定されているスーパーGTのタイヤワンメイク化を見据え、モータースポーツの現場でサステナブル材料の実装と検証を進めることで、持続可能なモビリティ社会実現への貢献を目指すとしている。
資源循環型カーボンブラック採用の流れ
ダンロップは、原材料から生産・物流、販売・使用、回収・リサイクルまでの循環を目指す「TOWANOWA」構想のもと、環境負荷低減と高性能を両立するタイヤづくりを推進していて、今回採用する資源循環型カーボンブラックは、タイヤ製造工程で発生するゴム片や使用済みタイヤをケミカルリサイクルして製造したもの。
現状では、燃焼され熱源として再利用しているゴム片や使用済みタイヤを、資源として再利用するシステムを構築することで、CO2排出量を削減することが期待される。この材料を用いたタイヤを、スーパーGT GT500クラスの実戦に投入するという。
すでに2025年シーズンからスーパーGT GT300クラスに、資源循環型カーボンブラック採用タイヤを投入していて、実際のレース環境で性能と信頼性を確認。2026年シーズンは、その技術的成果を基に、より高い性能水準が求められるGT500クラスへ適用範囲を拡大する。サステナブルな原材料を用いながらも、レーシングタイヤに不可欠なグリップ性能や耐久性を確保している点が大きな特徴となる。
スーパーGTのタイヤワンメイク化を見据えた技術基盤の構築に着手
またスーパーGTは、2027年シーズンよりタイヤのワンメイク化が予定されていて、GT300クラスはダンロップがサプライヤーを務めると発表されている。この競技環境の変化を踏まえ、ワンメイクタイヤでも環境配慮と高性能を両立する技術基盤の構築が重要だと今回のGT500への投入を決定。
モータースポーツは、極限条件下で技術を検証できる場であり、そこで得られた知見は一般用タイヤにも還元される。今回のGT500クラスでの取り組みは、サステナブル材料の実装技術を磨く重要な機会となり、GT500クラスへの投入は2026年シーズンのみとなるが、2027年シーズン以降はGT300クラスをはじめとするモータースポーツに、サステナブル材料の活用を推進し、その知見を将来のレース用タイヤ開発や市販用タイヤへの技術展開につなげるという。
ダンロップは今後も、モータースポーツを起点とした技術革新を通じて、環境配慮と高性能を両立するタイヤ開発を推進しながら、レース分野で実証した技術や知見を一般用タイヤへ展開するとともに、サステナブル原材料の採用拡大を進め「TOWANOWA」の実現を通じて持続可能なモビリティ社会構築への貢献を目指すとしている。





