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フォード、「リンカーン MKX」の全面改良など年内に3モデルのリニューアルを予告

EcoBoostを1.0リッター~3.5リッターの全6シリーズまで拡充

2015年8月6日発表

V6 2.7リッターEcoBoostエンジンの搭載が予告された「リンカーン MKX」(現状はV型6気筒3.7リッターエンジンを搭載)

 フォード・ジャパン・リミテッドは8月6日、年内に部分改良、全面改良を含む「フォーカス」「エクスプローラー」「リンカーン MKX」の新型モデルを日本に導入すると発表した。いずれのモデルも同社の次世代低燃費エンジン「EcoBoost」を搭載しており、これによってEcoBoostシリーズは1.0リッター~3.5リッターの全6シリーズまで拡充されることになる。

8月6日に一部改良が行われたコンパクトSUV「クーガ」

 同社は8月6日にコンパクトSUV「クーガ」の一部改良(http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20150806_712881.html)を実施。これを皮切りに、大幅に改良したコンパクトカー「フォーカス」とSUV「エクスプローラー」を9月~10月にかけて発売。さらに年末までにCUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル)「リンカーン MKX」を全面改良するとアナウンスされた。

 フォーカスでは1.5リッターEcoBoostエンジンを新たに搭載するとともに、内外装デザインの刷新、安全/スマート装備の充実化が行われる。エクスプローラーでは内外装デザインの刷新、安全/スマート装備の充実化に加え、2WD(FF)モデルに2.3リッターEcoBoostエンジンを搭載、さらに2016年にはV6 3.5リッターEcoBoostエンジン搭載モデルを追加することが予告された。

 また、全面改良を実施するリンカーン MKXにはV6 2.7リッターEcoBoostエンジンを搭載するとしている。

直列4気筒 2.0リッターエンジンを搭載するコンパクトカー「フォーカス」は、1.5リッターEcoBoostエンジンにスイッチされる
SUV「エクスプローラー」の2WD(FF)モデルは現状でもEcoBoostエンジン(直列4気筒2.0リッターターボ)を搭載するが、2.3リッターEcoBoostエンジンに変更

(編集部:小林 隆)