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新型車両が多数登場した「ファン感謝デー&SUPER GT 2016公式テスト」リポート

3月26日~27日に富士でも公式テスト

2016年3月19日~20日 開催

今回の公式テストでGT500クラスのトップタイムをマークした6号車 WAKO'S 4CR RC F

 岡山県の岡山国際サーキットで、3月19日~20日の2日間に渡り「ファン感謝デー&SUPER GT 2016公式テスト」が開催された。本イベントは、4月9日~10日に同サーキットで行なわれる2016年シーズンのSUPER GT開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」直前の公式テストとなり、同時にファン感謝デーとしてピットウォーク、サーキットサファリなどのイベントが行なわれ、一般のファンも楽しめるイベントとなった。

 毎年この岡山テストは、開幕戦の動向を占う重要なテストに位置づけられており、ここでのテストの内容が開幕戦の結果を左右しかねないため、各チームとも力を入れてテストを行なっている。特に今年はGT300クラスの新車が多く、JAF-GT300にトヨタ プリウス、FIA-GT3にアウディ R8 LMS、BMW M6 GT3、メルセデス・ベンツ AMG-GT3、ランボルギーニ ウラカン GT3などの新型車両が投入されるとあって大きな注目を集めている。

2000円で楽しめるファン感謝デー&SUPER GT 2016公式テスト

 今回行なわれた「ファン感謝デー&SUPER GT 2016公式テスト」は、そのタイトルのとおりファン感謝デーとSUPER GT公式テストが同時に開催されるイベント。元々は単なる公式テストとして開催されていたのだが、“ファンも入れるイベント”としてファン向けのイベントも開催されるようになっている。

 公式テストそのものは4回のセッション(各日とも午前2時間、午後2時間)が行なわれるが、20日に関してはそれに加えて午前中にセーフティカー先導の練習セッション、午後にはスタート練習が行なわれ、特にスタート練習には岡山県警による白バイ先導も含まれるなど、本番さながらのスタート練習が行なわれた。

 お昼には約40分間のピットウォークが用意され、特に追加料金なく来場者全員がピットウォークを楽しむことができた。また、通常のレースウィークの場合、パドック(ピット裏のドライバーやメカニックなどがいる場所のこと)へのアクセスは別料金が必要になるが、今回は来場者全員がアクセス可能となり、空き時間などにドライバーにサインをもらっているファンの姿をそこかしこで見ることができた。また、グランドスタンド裏では子供向けやファン向けの縁日的な売店なども用意されており、こちらを楽しむファンの姿も確認できた。

 このほかにも、料金は別料金ながらサーキットサファリや体験走行(自分のクルマでサーキットを走ることができる)も用意されており、普段のレースウィーク並みの多くのメニューが用意されているイベントになっているのに、入場料は大人の男性が2000円、女性と中学生以下は無料というなかなか魅力的な価格設定になっていた。

レースの時と違ってパドックには入場料だけで入れる
20日の午前中にはセーフティカー先導の練習、午後はスタート練習が行なわれた
ピットウォークに登場した岡山国際サーキットのサーキットクィーン
ストレートにはセーフティカー、FRO(ファースト・レスキュー・オペレーション)などが並べられていた
無料のピットウィークでクルマにかなり近づける
チームによってはレースクィーンも登場したが、シーズンオフということもあり私服で登場。逆に貴重なショット?
ドライバーも登場し、レースアナウンサーのピエール北川氏からインタビューを受けたり、ファンにサインをしたりしていた
子供向けの縁日も行なわれていた
スタンド裏ではアトラクションとしてクイズゲームが行なわれ、サーキット各所にあるパネルのクイズを解いていく形。正解者には抽選で開幕戦のチケットが当たるとのこと

ハイブリッドシステムを降ろしたホンダのGT500マシンはもう少し熟成が必要な状況

 GT500には、レギュラーとなる15台すべてが参加した。2015年と同じく日産勢が4台、レクサス勢が6台、ホンダ勢が5台の15台となる。車両そのものは2014年に導入された、ドイツのDTMと共通の車両規定とNRE(Nippon Race Engine)と呼ばれる2.0リッター直噴ターボエンジンのいわゆる14年規定が今年も継続されており、ホンダ勢を除くと大きな変更はない。

 そのホンダ勢は、今年も14年規定時に導入されたNSX CONCEPT-GTを引き続き採用するが、2016年はNSX CONCEPT-GTの特徴の1つだったハイブリッドシステムを搭載しない。2月12日に行なわれたホンダの2016年国内モータースポーツ体制発表記者会見で、本田技術研究所 HRD Sakura GTプロジェクトリーダーの松本雅彦氏は、「ハイブリッドを降ろすのは、バッテリーを供給しているメーカーが生産を中止したため降ろさざるを得なかった。重量は軽くなるが、その分パワーはなくなるのでプラスでもマイナスでもない」と述べ、ハイブリッドシステムを降ろすのはバッテリーメーカーからの供給がなくなったため、ということを強調した。確かにそういう側面があるのかもしれないが、多くの関係者は今回の件について“ホンダが勝ちにきた”と受け取っており、日産、レクサス陣営はその影響を警戒しているという現状だ。

 そのホンダ勢だが、今回のテストには5台すべてが参加した。だが、テストのタイムを見る限りは多くが下位に沈んでおり、今のところハイブリッドシステムを降ろした効果が見えているという状況ではない。ハイブリッドシステムを降ろすことで重量が軽くなり、コーナーなどでは旋回速度などで有利になるが、元々ハイブリッドシステムがあることを前提に車両が設計されているため、重量バランスなどを見直す必要があり、そのあたりでまだ試行錯誤が続いている可能性が高い。その辺が開幕戦までに解決されれば、ハイスピードコーナーが多い岡山、鈴鹿、菅生あたりではかなり期待できるのではないだろうか。

岡山テストに登場したホンダのGT500車両

順調にトップタイムをマークしたレクサス勢、淡々とテストを行なった日産勢

 今回のテストで2日間に渡りトップタイムを記録したのはレクサス勢だった。初日のトップ、2日間総合でもトップになったのは、今年からメインスポンサーをWAKO'Sに変更した6号車 WAKO'S 4CR RC F。ドライバーラインアップも変更され、大嶋和也選手は残留し、トムスから移籍してきたアンドレア・カルダレッリ選手とコンビを組む。6号車は今年のチャンピオン候補の一角だと言っていい。

 2日目のトップは37号車 KeePer TOM'S RC F。残留した平川亮選手に、36号車から移ったジェームス・ロシター選手という組み合わせはこちらも強力で、やはりチャンピオン候補の一角だと言っていいだろう。

岡山テストに登場したレクサスのGT500車両

 日産勢のトップは12号車 カルソニック IMPUL GT-R。2015年と同じジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手と安田裕信選手の組み合わせで、今年は2015年にわずかな差で取れなかったチャンピオン奪取を目指す。2015年のチャンピオン1号車 MOTUL AUTECH GT-Rは、昨年と同じくロニー・クインタレッリ選手と松田次生選手がコンビを組み、前人未踏の3連覇にチャレンジする。

 日産勢は淡々とタイムを刻んでいる印象で、決して速いタイムは出ていないが、実戦になればかなり速いということはあるのではないだろうか。実際コーナーで見ていても、ブレーキングが一番安定しており、立ち上がりの速度も速く見えたのはいずれも日産勢だった。

岡山テストに登場した日産のGT500車両

 今回のテストでGT500の勢力図が見えたかと言われれば、今のところはそうではないと思う。ホンダ勢がハイブリッドシステムを降ろしたことのメリットを完全に出し切れていなかったし、日産勢も本気でアタックしているようには感じられなかったからだ。従って、3月26日~27日に予定されている富士スピードウェイでの公式テストを経て、4月9日の予選の結果で初めて本当の勢力図が分かることになりそうだ。

岡山公式テスト:3月19日の結果(GT500)
順位カーナンバー車両車名午前周回数午後周回数
16LEXUS RC FWAKO'S 4CR RC F1'20.39223/311'18.87755/56
236LEXUS RC FTBN1'20.19849/491'19.34926/66
337LEXUS RC FKeePer TOM'S RC F1'20.74435/351'19.5219/68
439LEXUS RC FDENSO KOBELCO SARD RC F1'20.73035/441'19.55936/63
5100Honda NSX CONCEPT-GTRAYBRIG NSX CONCEPT-GT1'28.48516/211'19.73624/56
612NISSAN GT-R NISMO GT500カルソニック IMPUL GT-R1'19.77635/561'19.78224/57
71NISSAN GT-R NISMO GT500MOTUL AUTECH GT-R1'21.89648/511'20.03462/63
824NISSAN GT-R NISMO GT500フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R1'21.10431/431'20.05058/58
938LEXUS RC FZENT CERUMO RC F1'21.75129/321'20.07040/40
1046NISSAN GT-R NISMO GT500S Road CRAFTSPORTS GT-R1'21.03931/411'20.32644/64
1117Honda NSX CONCEPT-GTKEIHIN NSX CONCEPT-GT1'21.42539/391'20.37452/53
1219LEXUS RC FWedsSport ADVAN RC F1'22.28032/331'20.57020/43
1315Honda NSX CONCEPT-GTドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT1'23.15531/451'20.72850/50
148Honda NSX CONCEPT-GTARTA NSX CONCEPT-GT1'21.70625/301'20.88347/47
1564Honda NSX CONCEPT-GTEpson NSX CONCEPT-GT1'23.34529/401'21.79915/50
岡山公式テスト:3月20日の結果(GT500)
順位カーナンバー車両車名午前周回数午後周回数
137LEXUS RC FKeePer TOM'S RC F1'18.91835/631'19.47014/57
26LEXUS RC FWAKO'S 4CR RC F1'19.01031/581'19.43210/58
312NISSAN GT-R NISMO GT500カルソニック IMPUL GT-R1'19.64722/461'19.39711/42
436LEXUS RC FTBN1'19.42422/671'19.91725/57
539LEXUS RC FDENSO KOBELCO SARD RC F1'19.49824/261'20.0519/46
638LEXUS RC FZENT CERUMO RC F1'19.65032/581'19.79426/52
724NISSAN GT-R NISMO GT500フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R1'19.87629/411'20.0606/54
8100Honda NSX CONCEPT-GTRAYBRIG NSX CONCEPT-GT1'20.02625/621'20.8123/55
98Honda NSX CONCEPT-GTARTA NSX CONCEPT-GT1'20.05931/501'20.97411/45
1019LEXUS RC FWedsSport ADVAN RC F1'20.40033/561'21.1958/59
111NISSAN GT-R NISMO GT500MOTUL AUTECH GT-R1'20.57643/621'20.43659/59
1217Honda NSX CONCEPT-GTKEIHIN NSX CONCEPT-GT1'20.49837/571'21.36812/54
1315Honda NSX CONCEPT-GTドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT1'20.95247/511'20.81623/40
1446NISSAN GT-R NISMO GT500S Road CRAFTSPORTS GT-R1'30.0683/61'21.29960/60
1564Honda NSX CONCEPT-GTEpson NSX CONCEPT-GT1'24.83216/201'21.53025/51

多数の新型車両が登場したGT300、トップタイムは?

 今季のGT300は多くの新型車両が登場し、大きな注目を集めている。日本のコンストラクター向けのJAF-GT300、自動車メーカー向けのFIA GT3が混走するGT300だが、今年はどちらのカテゴリーにも新車が登場している。

 JAF-GT300では、aprチームがトヨタ プリウスの新型車を導入。2015年から市販が開始されている第4世代のプリウス(ZVW50型)をベースに開発された新型車両になる。市販のプリウスはフロントにエンジンを搭載して前輪を駆動する2WD(FF)車がベースとなるが、これまでのトヨタ プリウスと同じようにエンジンをミッドシップに、そして後輪を駆動するMR車に改造されている。

 ただし、JAF-GT300では2017年よりエンジン搭載位置をベース車両から変更することができなくなるため、このZVW50型ベースのトヨタ プリウスは今年1年だけの車両ということになる。aprはこのトヨタ プリウスを2台走らせ、31号車はブリヂストンタイヤを、30号車はヨコハマタイヤを履いて戦うことになる。

ZVW5型ベースのトヨタ プリウス。31号車はブリヂストンタイヤ
ZVW5型ベースのトヨタ プリウス。30号車はヨコハマタイヤ

 FIA GT3ではアウディ R8 LMS、BMW M6 GT3、メルセデス・ベンツ AMG-GT3、ランボルギーニ ウラカン GT3など多数の新型車両が登場。今回のテストでは、このうちJLOCのランボルギーニ ウラカンGT3(88号車 マネパランボルギーニ GT3)がトップタイムをマークした。

 FIA GT3では例年、新型車両として登場した車両が活躍する傾向にある。端的な例となったのが2015年で、新型車両として登場した日産 GT-R NISMO GT3がチャンピオンを獲得したことは記憶に新しいだろう。JAF-GT300、FIA GT3ともにウェイトハンデで性能を調整するので、その調整具合によっては有利、不利が出てきてしまう。従って、2015年に優勝したGT-Rも含め、今シーズンに関してもその調整次第で成績が左右されることになる。

21号車 Hitotsuyama Audi R8 LMS
55号車 ARTA BMW M6 GT3
4号車 グッドスマイル 初音ミク AMG
88号車 マネパランボルギーニ GT3

 なお、GT300の性能調整は、ヨーロッパのブランパンシリーズを統括しているSRO MotorSports Groupが、ヨーロッパでの結果を見てFIA GT3車両の調整を行ない、GTA側でJAF-GT300の調整を行なう。現時点ではその性能調整の結果は各チームには伝えられておらず、今回のテストの結果はそれを反映したものではない。チームによっては過度のハンデを課せられることを避けるために、意図的にフルの性能で走っていないというチームがあるとかないとか。そんな状況なので、今回のテストタイムは参考程度でしかない。

 従って、GT300に関しても本当の性能が分かるのは、4月9日に行なわれる開幕戦の予選結果ということになる。その意味でも開幕戦は要注目の一戦となるだろう。

岡山テストに登場したGT300の車両
岡山公式テスト:3月19日の結果(GT300)
順位カーナンバー車両車名午前周回数午後周回数
131トヨタ プリウストヨタ プリウス apr GT計測出来ず-1'27.52118/40
22LOTUS EVORA MCシンティアム・アップル・ロータス1'27.6128/161'28.11716/27
325TOYOTA 86 MCVivaC 86 MC1'27.88924/291'27.61314/52
461SUBARU BRZ GT300SUBARU BRZ R&D SPORT1'29.72830/441'27.62131/48
53NISSAN GT-R NISMO GT3B-MAX NDDP GT-R1'30.24532/591'27.64723/45
655BMW M6 GT3ARTA BMW M6 GT31'29.55734/481'27.65437/54
70NISSAN GT-R NISMO GT3GAINER TANAX GT-R1'29.34813/381'27.79031/62
865Mercedes-Benz AMG GT3LEON CVSTOS AMG-GT1'31.27716/171'27.79743/44
94Mercedes-Benz AMG GT3グッドスマイル 初音ミク AMG1'29.57137/491'27.86921/56
1018TOYOTA 86 MCUPGARAGE BANDOH 861'34.19027/291'27.89119/47
1130トヨタ プリウストヨタ プリウス apr GT1'30.10645/471'27.90921/50
1288Lamborghini HURACAN GT3マネパ ランボルギーニ GT31'28.60023/371'28.05132/49
1351Ferrari 488 GT3TBN1'28.41419/241'28.13111/47
1463Lamborghini HURACAN GT3TBN1'29.40514/291'28.38747/49
157BMW M6 GT3Studie BMW M61'28.64124/38出走せず-
16360NISSAN GT-R NISMO GT3RUNUP Group&DOES GT-R1'29.1027/241'28.92235/38
1721Audi R8-LMSHitotsuyama Audi R8 LMS1'36.69915/161'28.9574/14
1833PORSCHE 911 GT3 RExcellence Porsche1'29.46726/391'29.16020/26
1911Mercedes-Benz AMG GT3GAINER TANAX AMG GT31'29.6246/61'29.9066/7
2048NISSAN GT-R NISMO GT3DIJON Racing GT-R1'30.21624/341'29.75550/54
21111Mercedes-Benz AMG GT3エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT1'31.08225/331'29.77011/51
2287Lamborghini HURACAN GT3triple a ランボルギーニ GT31'35.73621/211'29.82632/33
2350Mercedes-Benz SLS AMG GT3ODYSSEY SLS1'31.0477/311'29.98823/46
245TOYOTA 86 MCTBN1'31.5059/91'30.3648/19
2522Mercedes-Benz SLS AMG GT3アールキューズ SLS AMG GT31'30.3738/131'30.41916/31
2660LEXUS RC F GT3SYNTIUM LMcorsa RC F GT31'30.99421/221'31.3089/12
279PORSCHE 911 GT3 RGULF NAC PORSCHE 91111'18.8881/1計測出来ず-
岡山公式テスト:3月20日の結果(GT300)
順位カーナンバー車両車名午前周回数午後周回数
188Lamborghini HURACAN GT3マネパ ランボルギーニ GT31'26.04546/551'28.32627/58
218TOYOTA 86 MCUPGARAGE BANDOH 861'26.52632/511'28.89013/18
311Mercedes-Benz AMG GT3GAINER TANAX AMG GT31'26.83434/471'27.2885/53
42LOTUS EVORA MCシンティアム・アップル・ロータス1'26.83817/451'27.84410/52
561SUBARU BRZ GT300SUBARU BRZ R&D SPORT1'26.92333/501'28.46324/49
63NISSAN GT-R NISMO GT3B-MAX NDDP GT-R1'27.02449/641'27.62838/57
725TOYOTA 86 MCVivaC 86 MC1'27.15128/561'29.2824/7
865Mercedes-Benz AMG GT3LEON CVSTOS AMG-GT1'27.23340/451'27.61214/29
921Audi R8-LMSHitotsuyama Audi R8 LMS1'27.29914/481'27.36322/48
104Mercedes-Benz AMG GT3グッドスマイル 初音ミク AMG1'27.30519/531'27.55840/49
1131トヨタ プリウストヨタ プリウス apr GT1'27.35226/43出走せず-
1287Lamborghini HURACAN GT3triple a ランボルギーニ GT31'27.39226/501'27.87823/45
1351Ferrari 488 GT3TBN1'27.73746/481'27.70527/39
140NISSAN GT-R NISMO GT3GAINER TANAX GT-R1'27.80534/561'28.03138/58
1533PORSCHE 911 GT3 RExcellence Porsche1'27.94224/381'28.01130/34
1663Lamborghini HURACAN GT3TBN1'28.39037/561'27.96323/48
1730トヨタ プリウストヨタ プリウス apr GT1'27.97646/61出走せず-
1855BMW M6 GT3ARTA BMW M6 GT31'28.18112/391'28.05325/33
19111Mercedes-Benz AMG GT3エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT1'28.07637/521'29.71114/52
2022Mercedes-Benz SLS AMG GT3アールキューズ SLS AMG GT31'28.14323/281'29.31925/31
21360NISSAN GT-R NISMO GT3RUNUP Group&DOES GT-R1'29.44550/511'28.14411/52
2260LEXUS RC F GT3SYNTIUM LMcorsa RC F GT31'28.73244/471'29.17417/35
239PORSCHE 911 GT3 RGULF NAC PORSCHE 9111'29.43043/481'29.07424/28
2448NISSAN GT-R NISMO GT3DIJON Racing GT-R1'29.35448/611'29.84537/39
2550Mercedes-Benz SLS AMG GT3ODYSSEY SLS1'30.09837/481'29.99217/17
265TOYOTA 86 MCTBN1'30.89030/331'32.8122/10
277BMW M6 GT3Studie BMW M6出走せず-出走せず-

(笠原一輝/Photo:高橋 学)