カーグッズ・ミニレビュー

塗るだけでヘッドライトの黄ばみ・白化を落とす呉工業「ルックス ヘッドライト クリア&プロテクト」を試した

2021年9月22日 発売

オープンプライス

左側が作業前のヘッドライト、右側がクリーナーを1回使用した状態のヘッドライト

 呉工業は9月22日に新製品「ルックス ヘッドライト クリア&プロテクト」を発売した。価格はオープン。こすらず塗るだけでヘッドライトの黄ばみ・白化を落とし透明感が復活するというので、実際に試してみた様子をお伝えする。

 結論から先に言うと、面倒くさがりな雑な人間が作業をしても、満足感のある仕上がりを得ることができ、満足感の高い製品であると感じた。

 記者の所有する車両は2005年式で16年超えの中古車。ヘッドライトの状態は、薄っすらと黄ばみがあって、見る角度によってガサガサな白化が分かる状態。ヘッドライトの黄ばみは、ちょっと古いクルマに乗る人の定番の悩みといえる。

 前に所有していたクルマでもヘッドライトの黄ばみが出ていたので、コンパウンドを使ってゴシコン、ゴシコンと磨きを掛けたものの数ヶ月で黄ばんでしまい、当時はあまり知識もなかったのでヘッドライトそのものを交換をしてしまった。(磨いた後にコーティングが必要ということを知らなかった)

 ヘッドライトの黄ばみに関しては、YouTube上ではさまざまな解決方法が紹介されていて、古くなったヘッドライトのコーティング層を削りとって、コーティング材やクリア塗装をして仕上げるというのが、1つの解決策であるように思える。

「ルックス ヘッドライト クリア&プロテクト」のセット内容

 今回使用する「ルックス ヘッドライト クリア&プロテクト」は、ヘッドライト用クリーナー&コーティング剤をセットにした製品。セット内容は、ディープクリーナー(36ml)、超耐久クリアガラスコート、塗布用クロス(10枚)、保護手袋(2枚)。その他に用意するものとしてきれいな布2枚が指示されている。この商品を試してみようと思ったのは、塗るだけで黄ばみや白化を落とすことができる手軽さだ。

 まずは、ヘッドライトのクリーニング。付属のクリーナー「ディープクリーナー」の使用ステップは、容器をよく振って付属のクロスに内容液を適量取って、対象面に厚く塗り広げると、塗布後約10~20秒で汚れが浮き上がってくる。汚れが浮き上がってきたら、クリーナーの成分が残らないように水で濡らしたきれいな布で2~3回充分に拭き取ってクリーニングが完了する。

未作業のヘッドライトの状態、全体的に薄っすらと黄ばみが出て、ガサガサな部分がある状況
こちらはクリーナーを1回使用した状態。一部ガサガサな部分が残るもののほぼクリアな状態を取り戻した。このあとガサガサな部分をなくすために何回か作業した
付属のクロスの他にもキッチンペーパーやティッシュペーパーも試してみたが、作業性は付属のクロスが一番いい印象。左から順番に使用したもので徐々にいろがうすくなっていくのがわかる

 実際に、1回クリーニングするだけで、ヘッドライトが透明感を取り戻してその効果を実感することができる。ただし、よ~く確認すると一部表面が荒れている部分も残っているので、実際には何回か繰り返し作業することで全体的に均一な下地を用意することができた。

 説明書の注意書きにも、表面の汚れが落としきれない場合は繰り返し作業してくださいとあり、さらに、ヘッドライト表面にキズや劣化したコーティングなどの凹凸がある場合は、細目のコンパウンドで凹凸をならしてから施工してくださいとあるので、この作業を取り入れると効率的だったかもしれない。(今回はクリーナーだけで仕上げた)

 続いてコーティング作業。「超耐久クリアガラスコート」の使用ステップは、対象面が乾いていることを確認し、付属のクロスに内容液を適量取り、液がかすれないようにムラなく一定方向に塗り伸ばす。あとは、塗布後12時間は触れたり水がかかったりしないように乾燥させ、24時間にコーティングが完全硬化する。

 素人が塗りムラなく一発勝負で美しく仕上げなけれなならないのがこの作業の一番の心配どころ。記者は、付属のクロスにたっぷりと薬剤を染み込ませて、硬化が始まる前に素早く全体的に塗り広げた。(後から気になる部分があってももう触らないほうがいい、硬化後に再度コーティングしたほうがいいとコメントしておく)

コーティング作業が完了した状態
コーティングの塗りムラが出てくるのか不安であったが、仕上がりの状態を見ると気にならない

 さて、一連の作業を終えてコーティングの完全硬化後の仕上がりには満足。後は最長2年間持続するというコーティング効果がどれくらい持つのか? という部分が気になるとこであろうか。たとえ、これが1年スパンで作業が必要になるとしても、この透明感を得ることができるのであれば、苦にならない作業内容だったといえる。

ボクスターは、ヘッドライトの取り外しが容易なので、ヘッドライトユニットを家の中に持ち込んで作業を実施した。土日を使いながら暇だったのでコーティング作業は3回実施した(コーティングが硬化してからね)
編集部:椿山和雄