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ダイハツ「LA400K コペン」発売5周年の節目に、日本の真ん中のサーキットに200台のコペンが集合!
LOVE LOCAL by DAIHATSU「STAR CIRCUIT MEETING@西浦 by COPEN 5th Anniversary」レポート
- 提供:
- ダイハツ工業株式会社
2019年9月30日 00:00
ダイハツ工業は、地域とのつながりを大切することをテーマにした「LOVE LOCAL by DAIHATSU」という活動を続けていて、日本各地を舞台に「地域ごとの空の美しさ」を知り、「地域の人や食、文化」と触れ合うことを目的にした「LOVE SKY PROJECT」を開催している。そして、その流れを汲むイベントが今回紹介する「STAR CIRCUIT MEETING」だ。
このイベントはダイハツの「コペン」に乗るユーザーを対象にしたもので、サーキット体験走行やパドックでの各種イベントを楽しめるだけでなく、夜のサーキットで「星空を眺める」というロマンチックな時間も用意されている。なお、2019年は現行コペンの発売開始から5周年ということで、「STAR CIRCUIT MEETING@西浦 by COPEN 5th Anniversary」という特別な開催となり、約200台のコペンが集まった。
サーキットイベントと星空鑑賞という2本立ての内容を実現する場所として選ばれたのが、愛知県蒲郡市(がまごおりし)にあるサーキット施設「スパ西浦モーターパーク」だ。ここは三河湾に面した立地で、海風が気持ちよく景色もいい。サーキットまでの道も、三河湾を眺めながらの気持ちいいドライブが味わえるなど、コペンのイベントを開催するにはピッタリの場所なのだ。また、スパ西浦モーターパークは現行コペンの発売当初のPV撮影で使用したことがあるなど、コペンにゆかりのある場所であった。
盛りだくさんのイベント内容を紹介!
ここからはイベントの内容を紹介していこう。集合した参加車両はRobeならRobe、CeroはCero同士と、モデルごとに分かれて駐車するように案内される。同じタイプの色とりどりのコペンが並ぶ景観は、オーナーにとってまたとない撮影チャンス。受け付けを済ませた参加者は、まず撮影に興じていた。また、この時点で早くも隣に並んだオーナー同士で会話が始まる、フレンドリーな雰囲気になっていた。
イベント開始時間が近づくと、参加者はホームストレートを見下ろせるピット棟に設けられた特設の観客席に集合する。オープニングは開催地を代表して蒲郡市の稲葉正吉市長と、LOVE LOCALのプロジェクトリーダーであるダイハツの榊原康政氏があいさつを行なった。
最初にマイクを取ったのは蒲郡市の稲葉市長で「このイベントはダイハツファンの皆さまが一同に会して、同じ空間、同じ時を共有しながら、会話やイベント、走行、そして星空鑑賞などを楽しむものと聞いています。その体験をとおした情報をこの蒲郡市から発信していただきたいと思います。また、同時に蒲郡市のよいところの情報発信をしていただければと思います」とあいさつした。
続いて登場したのはLOVE LOCALのプロジェクトリーダーであるダイハツの榊原氏。榊原氏からは「ダイハツはLOVE LOCALをテーマに地域の食や文化などその土地ごとの魅力を生かしながら、コペンオーナーが交流できる場を作っています。さらに、その場にわれわれダイハツのメンバーも混ぜていただいて、交流を広げて深める。そんなことも考えた活動を一昨年から全国で行なっています。全部で7回開催していますが、そのうち3回はコペンオーナーの皆さまと過ごしたものになっています」という、イベントの趣旨が説明された。
記念撮影のTHE SKY SHOT!!が終わると、参加全車によるサーキットの体験走行が始まる。体験走行とはいえサーキット走行なので、スタート前にはプロドライバーによるドライバーズミーティングも開かれた。
ここではサーキット走行のルールのほか、アウトインアウトのライン取りや、スローインファーストアウトなど、スポーツドライビングの基本も解説された。あと、普段の走行でも「タメになること」として挙げられたのが「運転中の目線」だ。人間の目は色んなところに焦点を合わせられるが、運転中はなるべく遠くに焦点を置くことで、遠くの状況も近くの状況も確認できる。安全に、そしてスムーズに運転するためにも遠くに焦点を合わせてほしいと語られた。
LOVE SKY PROJECTではその地域の人や食、文化とふれあうこともテーマの1つなので、パドックでは地元蒲郡に伝わる「三河木綿」という綿織物の体験コーナーが設けられたほか、三河木綿で製作した衣類などの販売も行なわれた。また、蒲郡の漁港に揚げられる深海魚のメヒカリの冷凍品や、メヒカリのから揚げの販売もあった。
ダイハツもコペン クーペとCero プレミアムの展示のほか、5周年記念物販ブースも出店してイベントTシャツなどのオリジナルグッズを販売。そして、ダイハツ コペンファクトリーのスタッフによるドレスフォーメーションの実演なども行なわれた。加えて、D-SPORTやHKSなどコペンとつながりの強いパーツメーカーもブースを出展した。
イベント参加者の声を紹介。
体験走行はグループに分けてスタートするので、自分の順番が来るまで、そして走り終えてからもパドックでのイベントを覗きつつ、コペンに囲まれる時間を堪能できる。Car Watch取材班はその貴重な時間に何組かの方に声をかけてコメントをいただいているので、ここからはその内容を紹介していこう。
滋賀県から参加の大間さんに数あるクルマの中からコペンを選んだ理由をうかがうと「初代のころからずっと欲しかったんです。Robeが出たときにCeroが出るウワサがあったので、待って買いました。期待どおりで気に入っています」とのこと。この日は娘さんと参加していたので、普段のドライブも一緒に出かけることが多いのかとうかがってみると「普段は1人なんですよ」と笑いながら返答。ということは、今回はイベントの楽しさに加えて娘さんとのドライブという、極上の楽しみがプラスされた最高の日ですね。
大阪府から奥さまと一緒に参加の植島さん。このコペンのオーナーは奥さまだが、運転はご主人が担当する。お2人とも、ライトウエイトでキビキビ走れる小さいクルマが好きで、スマートやミニなどを乗り継いでからコペンを購入したとのこと。2泊3日の荷物が積めてしまうところも気に入っているという。また、長距離走行も「快適です」というコメントだった。ちなみに年間で1万5000kmも走るという。LOVE SKY PROJECTへの参加は初めてだが、イベントを楽しんでいるようでした。
なんと沖縄県から参加した與那嶺さん。スパ西浦モーターパークに来る途中に、お連れの女性を迎えに行き、ドライブを楽しみながらここまで来たそう。コペンは今年の2月に納車されたものだが、すでに1万kmほど走っているとのこと。沖縄にお住まいでそれほど走るとは? と思って詳しくうかがうと、連休を利用して日本各地を訪ねているとのことだった。以前のクルマではしていなかったが「コペンだから出かけたくなった」とおっしゃっていました。
こちらのRobeは滋賀県から参加したももさん(女性)がオーナー。コペンを購入するときはほかのクルマと迷うことはなかったというが、その理由として挙げてくれたのが「このタイプのクルマを所有できるのは独身時代だけ」と思ったからだそう。購入時にはCeroが発売されることも知っていたが、Robeの顔が好きでこちらを選んだということ。気に入っている点は、2シーターのオープンカーながら荷物がたくさん載ることやスタイルということでした。
東京都から参加の望月さんは、箱根の大観山で開催されたファンミーティングに参加して以来のイベント参加。XPLAYは2015年に新車で購入したとのこと。スポーツカー顔でありながら、ほかにはないアグレッシブな雰囲気が購入の決め手になったそう。ボディカラーは当初、赤にするつもりだったが、ディーラーに展示してあったオレンジのXPLAYを見て注文直前でオレンジに変更したという。XPLAYは奥さまとのドライブで乗っていて、最も遠くまで行ったのは東京から広島までとのことでした。
このクルマは限定車のコペン クーペで、幸運にもオーナーになった新潟県から参加した大関さんご夫婦。車歴は主に輸入車だったが、お子さんが成長してご夫婦で乗るだけになったことから、新たなクルマを検討していたところにクーペの話を聞いて「抽選に当たったら乗り換えようか」という軽い気持ち応募したら当選。このイベントではクーペの参加が2台だけだったので「大勢の方に声をかけてもらいました」とオーナー同士の交流を楽しんでいるようでした。
岐阜県からL880K型コペンで参加のおふたり。どちらもコペンオーナーだが、今回はmomoさん(左)の愛車で参加。新車で購入して今年で12年目ということだが、大切に乗っているようで、10年以上経過したクルマには見えないくらいキレイ。コペンは当時のモーターショーに展示されていたのを見て「将来はこれが欲しい」と思ったもので、免許を取れる歳になったことから手に入れたとのこと。LOVE SKY PROJECTには2017年の広島開催にも参加。知り合いに会えるのが楽しいとのことでした。
和歌山県から参加した西方さんのコペンは、L880K型コペンが生産終了になってから在庫として残っていた車体を購入して、今年で7年目になるという。LOVE LOCALのイベントには長野で開催された第1回にも参加されていた。ひと目ぼれして買ったクルマなので、お子さんが生まれてからも手放さずに乗っているといい、西方さんはコペンを整備したくて工具も揃え、オイル交換やETCの取り付けも自分でやっているとのこと。これは驚きでした。
サーキットのメインストレートでルーフオープン!
参加者へのインタビューをしているうちに日は傾いてきた。いよいよイベントのクライマックスに近づいているが、その前に現行コペンの開発陣を代表して発売当時の開発責任者の藤下氏から「LA400K コペンが発売されて5年が経ちました。当時からこのようなイベントもやっていただきましたが、正直なところ5年も続くとは思っていませんでした。ですが、皆さんに支えられてここまで来ることができました。皆さん本当にありがとうございます。これからもこうしたイベントを皆さんと一緒にダイハツらしくやっていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします」という感謝の言葉が、集まったコペンユーザーに向けて語られた。
食事が終わるとすっかり日も沈み、サーキットは夜の顔になってきた。ここで参加者は全員自分のコペンに乗り込む。そして、スタッフの誘導で再びコースインして、メインストレートにクルマを並べていった。
夜のサーキットにいくつものヘッドライトの明かりが並ぶ光景はとてもきれいだが、肝心の天気は曇り。さらに、なんとストレートに整列している最中にはルーフを開けていられないくらいの雨降りとなってしまう。
これはダメか……と思いきや、雨は小降りになり、そしてやんでくれた! そのチャンスに再びアクティブトップをオープン。心地いい海風を感じながら、ゲストとして来ていた星空の専門家からの解説を聞き、ドローンでの記念撮影などが行なわれた。その後、メインストレートに並んでいたコペンは順番に発進。パドックを通り抜け、スタッフが手を振って見送る中、スパ西浦モーターパークから退場していき、「STAR CIRCUIT MEETING@西浦 COPEN 5th Anniversary」は無事に終了した。
この「STAR CIRCUIT MEETING」を含む「LOVE LOCAL by DAIHATSU」のイベントは今後も続いていくので、これから開催されるイベントに参加を希望するダイハツ車オーナー、そしてコペンオーナーはLOVE LOCAL コミュニティのWebサイトをチェックしていただきたい。