マツダ、新型「CX-5」を11月から防府工場でも生産へ

発売後約1カ月で月間販売計画台数の約7倍にあたる1万6639台を販売した新型「CX-5」

　マツダは3月13日、新型「CX-5」について、現在の本社工場での生産に加えて、11月から防府工場（山口県防府市）においても生産することを決定したと発表した。

　新型CX-5は、2月の発売から約1カ月で月間販売計画台数の約7倍にあたる1万6639台を受注している。マツダでは今回決定した生産体制により、グローバルに高まるSUV需要への柔軟かつスピーディーに対応できるよう、体制を強化するとしている。

　また、マツダは中期経営計画「構造改革ステージ2」（2017年3月期〜2019年3月期）で掲げているグローバル販売台数165万台の達成に向けて、クロスオーバー系車種を需要に応じて柔軟に生産できる体制の構築に取り組んでおり、コンパクトクロスオーバーSUV「CX-3」についても、2016年12月に本社工場に加えて防府工場において生産を開始している。

　グローバル生産を担当するマツダ 常務執行役員の圓山雅俊氏は「CX-3に続き、CX-5も防府で生産することで、工場間・車種間のフレキシブルな生産体制のさらなる強化を図り、お客さまからのクロスオーバー系車種へのご要望に、より迅速にお応えできるよう、全力を尽くして参ります」と述べている。

新型「CX-5」