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スバル、新機能「アイサイト・ツーリングアシスト」搭載など大幅改良した「レヴォーグ」
1.6リッター直噴ターボの実用燃費を向上させ、内外装のデザインを変更
2017年7月3日 14:25
- 2017年8月7日 発売
- 282万9600円~405万円
スバルは、スポーツツアラー「レヴォーグ」を大幅改良して8月7日に発売する。価格は282万9600円~405万円。
グレード | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
1.6GT EyeSight | 水平対向4気筒 DOHC 1.6リッター直噴ターボ | CVT(リニアトロニック) | 4WD | 2,829,600円 |
1.6GT EyeSight S-style | 2,926,800円 | |||
1.6GT-S EyeSight | 3,078,000円 | |||
1.6STI Sport EyeSight | 3,564,000円 | |||
2.0GT-S EyeSight | 水平対向4気筒 DOHC 2.0リッター直噴ターボ | CVT(スポーツリニアトロニック) | 3,618,000円 | |
2.0STI Sport EyeSight | 4,050,000円 |
今回の改良では、スバルの安全運転支援技術「アイサイト」に全車速(0km/h~約120km/h)でアクセル、ブレーキ、ステアリングの操作をサポートする新機能「アイサイト・ツーリングアシスト」を初採用。このアイサイト・ツーリングアシストは、関連記事の西村直人氏によるインプレッション記事や技術解説記事でもすでに紹介しているように、従来の「アイサイト ver.3」では約60km/h~約100km/hに限定していた「車線中央維持機能」の作動が0km/hからアシストを開始し、上限速度を約120km/hに引き上げた。
また、作動する速度上限は低くなるものの、ステレオカメラでの車線認識が難しくなる状況下でも、車線の片側や先行する車両に追従するようにステアリング制御することも可能となっており、高速道路のロングツーリングなどでこれまで以上に幅広く車線中央維持機能が利用できるようになっている。
さらにアイサイトの安全機能では、駐車場からバックで出庫するような場合に障害物を検知してブレーキを作動させる「後退時自動ブレーキシステム」、カメラで撮影している映像をマルチファンクションディスプレイに表示して死角を減らす「フロントビューモニター」、リアゲートに設置するカメラの映像をルームミラーに表示する「スマートリヤビューミラー」、ステアリング操作に連動して車両の進行方向を照らす「ステアリング連動ヘッドランプ」、停車状態を維持する「オートビークルホールド」などを追加した。
このほかに走行面では、STI Sport以外のモデルで前後サスペンションのチューニングを変更し、電動パワーステアリングを改良して乗り心地や操縦安定性、操舵フィーリングなどを改善している。1.6GT EyeSight以外のグレードは「高μブレーキパッド」を採用した。また、ボディの各所に振動・騒音対策を追加して走行中の静粛性を高めている。1.6リッター直噴ターボエンジンの「FB16」は制御を最適化して実用燃費を向上させた。
内外装のデザインや装備品も変更が行なわれ、エクステリアでは「LEDハイ&ロービームランプ」「フロントグリル」「フロントバンパー」「フロントフォグランプカバー」などを新デザインに変更。STI Sport以外のグレードには「LEDフロントフォグランプ」を追加し、18インチアルミホイールも新デザインに変更。ボディカラーには「ストームグレー・メタリック」追加している。
インテリアでも「インパネ加飾パネル」「フロントコンソール」「センターパネル」「ドアスイッチパネル」「ドアグリップ」を新デザインとしたほか、5.9インチ大型カラー液晶のマルチファンクションディスプレイ、8インチのビルトインナビなどを新採用。また、1.6GT EyeSight以外で装備するファブリックシートに、従来は本革シートのみとなっていたシートヒーターを与え、リアシートを「ワンタッチフォールディング機能付4:2:4分割可倒式」に変更している。