BMW、MINI クラブマンのAT車がエコカー減税対象モデルに クラブマン向けの新たなオプションパッケージも追加 |
ビー・エム・ダブリューは4月20日、3月以降に生産されるMINIのオプション装備内容を一部改定したと発表した。
この改定に伴い、MINI クラブマンはサンルーフが標準装備され、6速AT車がエコカー減税(環境対応車普及促進税制)の対象モデルになった。価格はMINI クーパー クラブマンで10万円高の302万9000円となる。
そのほか、MINI ワン、MINI クーパーに新色の「ベルベット・シルバー」を追加するとともに、これまでMINI クーパー Sの専用色だった「レーザー・ブルー」が、新たにMINI ワンとMINI クーパーでも選択できるようになった。
装備面ではアダプティブ・ヘッドライトをMINI全車に、17インチホイール・インフィニティー・ストリーム・スポークをMINI ワンにオプション設定としている。
■MINI クラブマン向けのオプションパッケージを発売
同日、MINI クラブマン向けの2つのデザイン・オプション・パッケージ「Wembley(ウェンブリー)」「Brick Lane(ブリック・レーン)」を発売した。価格は8万円~16万円。
オプション名 | 装着モデル | 価格 |
MINI クラブマン専用オプション・パッケージ“Wembley(ウェンブリー)” | MINI クーパー クラブマン | 13万円 |
MINI クーパー S クラブマン | 8万円 | |
MINI クラブマン専用オプション・パッケージ“Brick Lane(ブリック・レーン)” | MINI クーパー クラブマン | 16万円 |
MINI クーパー S クラブマン | 11万円 |
今回発売されたデザイン・オプション・パッケージは、人気のボディーカラーやオプションをベースに、それぞれのコンセプトに併せてデザインされたボンネット・ストライプやサイド・ストライプなどをセットにしたもの。
ウェンブリーはホワイトを基調としたオプション・パッケージで、スポーティーなライフスタイルをイメージ。ルーフとミラー・キャップはボディー・カラーと同色かブラックから選択できる。ウェンブリーの名称はサッカーの誕生の地であり、ウェンブリー・スタジアムのあるロンドン北西部の街「Wembley」に由来する。
●ウェンブリーのパッケージ内容
・ボディー・カラー「ペッパー・ホワイト」
・ルーフ・ボディー・カラー&ボディー・カラー・ミラー・キャップまたはブラック・ルーフ&ミラー・キャップ
・専用ボンネット・ストライプ
・専用サイド・ストライプ
・17インチ・オプション・コニカル・スポーク/ブラック・アルミ・ホイール
ブリック・レーンは「シックなファッション」「アクティブなライフスタイル」をイメージしたモデルで、ボディー・カラーは「ホット・チョコレート」をベースとする。
ブリック・レーンはロンドン東部エリアの名称である「Brick Lane」に由来し、直訳すると「レンガ通り」の意。ブリック・レーンは若手アーティストやデザイナーの活動拠点となっている。
●ブリック・レーンのパッケージ内容
・ボディー・カラー「ホット・チョコレート」
・ブラック・ルーフ&ミラー・キャップ
・ルーフ・レール
・専用ボンネット・ストライプ
・専用サイド・ストライプ
・17インチ・オプション・インフィニティー・ストリーム・スポーク
・ランフラット・タイヤ(クーパー Sのみ上記タイヤとセット)
(編集部:小林 隆)
2011年 4月 20日