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アウディ、無線LAN機能が備わった新型「A3 スポーツバック」
1.4リッター、1.8リッターの計3種類のTFSIエンジンを設定。「S3 スポーツバック」も発売
(2013/9/3 17:32)
アウディ ジャパンは、第3世代に当たる新型「A3 スポーツバック」シリーズを9月17日に発売する。価格は308万円~544万円。「A3 スポーツバック 1.4TFSI with COD」「S3 スポーツバック」は11月に発売予定。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
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A3 スポーツバック 1.4TFSI | 直列4気筒DOHC 1.4リッターターボ | 7速デュアルクラッチAT | 2WD(FF) | 3,080,000円 |
A3 スポーツバック 1.4TFSI with COD | 3,470,000円 | |||
A3 スポーツバック 1.8TFSI クワトロ | 直列4気筒DOHC 1.8リッターターボ | 6速デュアルクラッチAT | 4WD | 3,930,000円 |
S3 スポーツバック | 直列4気筒DOHC 2.0リッターターボ | 5,440,000円 |
新型A3 スポーツバックは、直列4気筒DOHC 1.4リッターターボの「1.4TFSI」「1.4TFSI with COD」、直列4気筒DOHC 1.8リッターターボの「1.8TFSI クワトロ」、直列4気筒DOHC 2.0リッターターボの「S3」の4モデルを設定。
1.4TFSIは90kW(122PS)/200Nm(20.4kgm)を、気筒休止システム「COD(シリンダー オン デマンド)」搭載の1.4TFSI with CODは103kW(140PS)/250Nm(25.5kgm)を、1.8TFSI クワトロは132kW(180PS)/280Nm(28.6kgm)を、S3は206kW(280PS)/380Nm(38.8kgm)をそれぞれ発生する。
CODやアイドリングストップ機構に加え、5つの走行モード(エフィシエンシー、コンフォート、ダイナミック、オート、インディビジュアル)を選べる「Audiドライブセレクト」に設定される、アクセルから足を離すと自動的にクラッチを切り離し、エンジンブレーキによるロスをなくす「コースティングモード」(エフィシエンシーモードで作動)などの採用により、燃費性能は従来に比べ平均で9%向上したと言う。
シャシーには最新の超軽量技術を用い、キャビンに熱間成形スチール素材を採用することでキャビン単体の重量を従来比で37kg減少。この軽量化はインテリアやエンジンまで行われ、車両トータルで最大60kgのダイエットに成功、1.4リッターTFSIエンジン搭載モデルの重量は1320kgに抑えた。ボディーサイズは4325×1785×1435mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2635mm。従来モデルから35mm長くなるとともに、ホイールベースを60mm伸ばしている。また姿勢制御装置(ESC)を全車に標準装備した。
インテリアでは新開発のインフォテイメントシステム「アウディコネクト」を装備。アウディコネクトは、MMIナビゲーションシステムの拡張機能として搭載されるもので、走行中のインターネット接続を可能にするとともに、簡単な動作でドライバーに適切な情報提供を行うことができる。ナビゲーションにGoogle EarthのイメージやGoogleストリートビューを表示できるほか、近隣空港のフライトインフォメーション、天気予報、駐車場やガソリンスタンドの情報などを入手できる。また、同システムには最大8台まで接続可能な無線LAN機能が備わり、同乗者もネットサーフィンやメール送受信などが可能になっている。
そのほかラゲッジスペースは通常時で340Lだが、最大1220Lまで拡大させることができる。