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JAL、ファースト、ビジネスクラスの機内食に「JAL特製『九州じゃんがら』ヘルシーラーメン」追加

九州じゃんがら・ブルカン塾本部とJALが共同開発

右が新しく加わったJAL特製「九州じゃんがら」ヘルシーラーメン
2013年11月26日発表

 JAL(日本航空)は11月26日、国際線機内食の冬メニューを発表。「JAL特製『九州じゃんがら』ヘルシーラーメン」などの新メニューを追加した。

 「九州じゃんがら」ヘルシーラーメンは、痛車のムーブメントを生み出した秋葉原を中心にとんこつラーメン店を展開する九州じゃんがら・ブルカン塾本部とJALが共同開発したラーメンで、肉類を一切使わず野菜をベースとしながら「とんこつ風味」のヘルシーなラーメンとして作られた。12月1日より欧米発日本行きの便で提供が開始される。

 スープは野菜ベースで、麺は卵を使わずにコシのある麺として仕上げた。これに小麦から作られた「特製ベジチャーシュー」ときくらげ、メンマ、青ねぎなどがトッピングされる。ファースト、ビジネスクラスの「Anytime You Wish」サービスとして、1食目のあとに好きなタイミングで食べることができるアラカルトメニューに追加される。

九州じゃんがら・ブルカン塾本部とJALが共同開発した「JAL特製『九州じゃんがら』ヘルシーラーメン」。スープにすら動物性油脂を使わない。360kcalのヘルシーラーメン

 また、ファーストクラス、ビジネスクラスの機内食「スカイオーベルジュ BEDD(ベッド)」では新たにパリで活躍する2人の日本人スターシェフとコラボ。12月からはフランスでミシュラン1つ星を獲得した「SOLA(ソラ)」の吉武広樹シェフ、2014年3月からはフランスで日本人として初めてミシュラン2つ星を獲得した「Passage53(パッサージュ53)」の佐藤伸一シェフが担当。2人のシェフが3カ月毎に交互に料理を担当する。

吉武広樹シェフと佐藤伸一シェフ
12月から提供される吉武広樹シェフの機内食メニュー

 プレミアムエコノミー、エコノミークラスのハワイ線メニュー「俺の機内食 for Resort」も冬メニューを2013年12月1日~2014年2月28日まで提供する。成田、中部、関西発のホノルル行き便の機内食で、9月から「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」とのコラボレーションメニューとして提供しているメニューの冬季版。今回も俺のイタリアン総料理長である山浦敏宏シェフ(メインディッシュ担当)、俺のフレンチ総料理長である能勢和秀シェフ(サイドディッシュ及びデザート担当)によるメニューで両店の味が一度に楽しめるメニューとなっている。メニューは「俺のチキンカチャトーラ&ラザニア」「俺の前菜“サーモンテリーヌ ウニソース”」「俺のスイーツ“クラシックショコラ”(成田・中部発のみ)」など。

 同じくプレミアムエコノミー、エコノミークラス向けの機内食として日本で親しまれているブランドとのコラボレーションをした「AIRシリーズ」で、「AIRケンタッキーフライドチキン」と「AIR吉野家」を提供する。

 AIRケンタッキーフライドチキンは昨年冬に続いて提供されるもので、今回は野菜に巻いて食べる「ひとくちチキン」や特製ハニーメイプル付きのビスケットなどをメインにしている。対象は2013年12月1日~2014年2月28日までの成田発ロサンゼルス、サンディエゴ、シカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロンドン、フランクフルト、パリ、ヘルシンキ行き路線。

 AIR吉野家はすでに日本発の国際線で提供されているが、今回からロサンゼルス、サンディエゴ、サンフランシスコ発日本行きの便でも提供が開始される。期間は2013年12月1日~2014年2月28日まで。

ハワイ線の「俺の機内食 for Resort」冬メニュー版
AIR吉野家で提供されるメニュー

(清宮信志)