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JAL、女性スタッフだけで空を飛ぶ「ひなまつりフライト」を運航
機内食を運び入れるフードローダーもひな人形のイラスト入りに
(2013/3/4 14:11)
JAL(日本航空)は3月3日、JALグループの女性スタッフによる「ひなまつりフライト」を運航した。
ひなまつりフライトは、運航に関わる業務すべてを女性スタッフで行うもの。ひなまつりに合わせて2009年から実施されており、今年で5回目を迎えた。JALでは2013年上期に制服の変更を予定しており、現行制服で行われる最後のひなまつりフライトでもある。
今年のひなまつりフライトは羽田空港発/高知龍馬空港着のJAL1487便。JALエクスプレス所属のBoeing 737-800(JA332J)が使われた。機長、副機長、4名の客室乗務員、機内食担当、空港内地上係員、給油や航空機誘導などの地上業務、飛行機の重心バランスなどを機長に通知する航務にいたるまで、ほぼすべての業務を女性スタッフが行っている(ただし、整備の最終確認のみは女性の有資格者がいないため男性スタッフによって行われたそうだ)。
出発地である羽田空港の搭乗口ではセレモニーを実施。搭乗口付近はスタッフ手作りのポスターや桃の花などで彩られた。
また、本フライトに携わった、機内食を航空機に搭載するケータリングスタッフ、空港内の地上係員とラウンジスタッフ、整備士、JALの客室乗務員、副操縦士(JALエクスプレス所属)、JALエクスプレスの客室乗務員、地上業務(グランドハンドリング)スタッフ、給油スタッフ、航務スタッフの10名が搭乗口前に整列し、それぞれの業務内容を紹介。乗客の登場時には全員にひなあられとメッセージカードを配布した。
出発時には、地上係員や整備士、グランドハンドリングなど当便に関わった多くの女性スタッフが地上に整列し、滑走路へ向かう飛行機と乗客に手を振り、見送った。
●フードローダー
●トーイングカー