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【新城ラリー2014】豊田章男社長の運転で燃料電池車「トヨタ FCV」がスペシャルステージを走った!!

コース確認を行う「ゼロゼロカー」として次世代環境車が11月2日もラリー走行

2014年11月1日~2日開催

トヨタFCVのラリー仕様車

 11日1日~2日に愛知県新城市で開催されている全日本ラリー第7戦「新城ラリー2014」。その初日となる1日に、市販車としての発売が発表されているトヨタ自動車の燃料電池車「トヨタ FCV」が、コースの安全確認を行う「ゼロゼロカー(00カー)」としてすべてのスペシャルステージを走行した。

 初日の運転はモリゾー選手(トヨタ自動車代表取締役社長 豊田章男氏)が担当した。また、スペシャルステージが終わったFCVはメイン会場の県営新城総合公園に用意されたラリースタジアムにてデモンストレーションランを実施。こちらはレーシングドライバーの影山正彦が担当した。

 FCVはロールゲージ、専用チューニングサスペンション、アンダーガード、マッドガード、専用シートなどラリー走行に必要な最低限の装備で00カーの仕事をこなした。

県営新城総合公園に設定されたステージを走行するFCV
全日本ラリーの本年度最終戦はFCVの走行によって火ぶたが切られた
最終のスペシャルステージ終了後、影山正彦選手によるデモンストレーション走行が行われた
チラリと内装が見える。ステアリングにラリーカーらしさを感じる

 なお、トヨタFCVのラリー仕様車は、11月2日も00カーとしての走行が予定されている。

(高橋 学)