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羽田空港でJAL客室乗務員による“JALベルスター”ハンドベルコンサート開催

「Let It Go」など演奏。12月25日にかけてクリスマスイベントが目白押し

2014年12月23日 実施

 JAL(日本航空)は12月23日、羽田空港国際線ターミナル(TIAT)4階の江戸舞台において、JALの客室乗務員で結成されたハンドベル隊「JALベルスター2014」によるクリスマスソングのコンサートを開催した。

 JALベルスターとは、毎年クリスマスシーズンに合わせ、新入社員を中心に結成されるハンドベル隊だ。1995年に初めて結成されて以来、各地の空港やイベント会場などで演奏を行なっており、今年で20周年を迎える。2014年のJALベルスターは入社1~3年目の8名の客室乗務員によって10月に結成され、約2カ月の練習期間を経て、11月後半より札幌、函館、名古屋で活動を行なってきた。

JALベルスターは1995年の結成から受け継がれ、今年で20年目を迎える

 クリスマスイブ前日の休日となった23日は、11時より羽田空港国際線ターミナル4階の江戸舞台で演奏会を開催。「もろびとこぞりて」「We Wish You A Merry Christmas」「きよしこの夜」「サンタが街にやってくる」「赤鼻のトナカイ」とクリスマスソングを演奏したあと、映画「アナと雪の女王」の主題歌として2014年の大ヒット曲となった「Let It Go」を披露。Let It Goは練習にもっとも時間をかけた曲だという。

 その後、JALオリジナルソングの「I Will Be There With You」、クリスマスソングの「あわてん坊のサンタクロース」「ジングルベル」と続き、計9曲が披露された。そして、観客にアンコールを促されると「同じ曲でもいいですか?」と断りつつ、再び「Let It Go」を演奏し、約30分のコンサートを終了。江戸舞台という日本らしい雰囲気の中でハンドベルの澄んだ音色で奏でられるクリスマスソングを、多くの人が静かに聞き入っていた。

 コンサート後にインタビューに応じた入社2年目の菊池優子さんによると、8名のうちハンドベル経験者は1名。この1名は学生時代から15年のキャリアを持つそうだが、ほかの7名は初めての経験。楽譜もなく曲を聴いてハンドベルへ落とし込むところからスタートして、練習を重ねたという。

 なお、JALベルスターによる演奏は、同日の14時からも同じ国際線ターミナルの江戸舞台で行なわれたほか、24日、25日の両日には国内線ターミナル内でもコンサートが開かれる。

最後は3種類の決めポーズで撮影会

 羽田空港国際線ターミナルでは、このほかにも冬季イベントを開催中で、た22日~26日には4階のTIAT SKY HALLにおいてスケートリンクもオープン。2015年2月15日までの16時~25時(午前1時)の時間帯には「羽田Sky Illumination 誰も見たことのない光~Timeless Blue~」と名付けられたイルミネーションが館内を彩っている。

 また、日本空港ビルデングが運営する国内線ターミナルにおいても、23~25日にかけて、多くのクリスマスコンサートが開催される。23日は蒲田女子高等学校吹奏楽部、JALグループ合唱団「フロイデ」が出演したほか、24日と25日には本稿で紹介している「JALベルスター2014」のほか、「ANA Team HANEDA Orchestra」による演奏やゴスペルコンサートを開催。25日にはアンジュ保育園児による合唱も予定している。

 同じく24日、25日の両日には、羽田空港への来館者に、サンタクロースからオリジナルクッキーやオーナメントカードをプレゼントするイベントも開催。

 12月5日から行なわれている国内線第1旅客ターミナル2階マーケットプレイスでのクリスマスマーケットも見所となっており、ドイツの伝統的なクリスマスマーケットを再現し、ドイツ直輸入の雑貨やクリスマス限定製品を販売中だ。25日までの9~19時まで開かれる。

 このほか、20日と21日、23日の各休日にはオリジナルリースや羽田限定スイーツの空き箱を利用したパッケージクラフトを製作するワークショップも開かれた。

 各イベントの詳細やスケジュールは、羽田空港国際線ターミナルおよび国内線ターミナルのWebページを参照してほしい。

(多和田新也)