ニュース

伊ランボルギーニ、後輪駆動の「ウラカン LP 580-2」発表。2280万円

580HP/540Nmを発生するV10 5.2リッター搭載。「ウラカン LP 610-4」から33kg軽量に

2015年11月17日(現地時間)発表

2280万円(税別)

後輪駆動の「ウラカン LP 580-2」

 伊ランボルギーニは11月17日(現地時間)、後輪駆動の「ウラカン LP 580-2」を発表した。日本での販売価格は2280万円(税別)。

 ランボルギーニは、これまで後輪駆動モデルとして「ミウラ」「カウンタック」「ディアブロ」などを発売しており、今回のウラカン LP 580-2は「ガヤルド LP 550-2」に続くモデル。

 エクステリアでは、4輪駆動モデル「ウラカンLP 610-4」と異なるフロント&リアデザインが与えられるとともに、前後異径サイズの19インチホールを装着。タイヤは後輪駆動モデル用に開発されたピレリ製「P Zero」を採用する。

 パワートレーンは自然吸気のV型10気筒エンジンに7速デュアルクラッチ・ギヤボックス「ランボルギーニ・ドッピア・フリッツィオーネ(LDF)」の組み合わせで、最高出力580HP/最大トルク540Nmを発生。同エンジンは1000rpmの時点で最大トルクの75%を発生させる。また気筒休止システムを搭載し、エンジンをフル稼働させる必要のない時に5気筒を一時的に休止。アクセルを踏むと自動で10気筒モードに切り替わる。これにより、複合燃料消費11.9L/100km、CO2排出量278g/kmを実現している。

 また、アルミニウムとカーボンファイバーを使ったハイブリッドシャシーなどの採用により、ウラカン LP 610-4(クーペ)と比較して33kgの重量削減に成功。パワーウェイトレシオは2.4kg/HPとしている。加えてダブルウィッシュボーンサスペンションのスプリングとアンチロールバーに改良を施したことで、ねじり剛性はガヤルド LP 550-2比で50%増しになっている。

 そのほか、イタリア語で「魂」を意味するANIMAスイッチを備え、トラクション指向でアンダーステアリング気味の走行を行う「ストラーダ」モード、ややオーバーステアリングの傾向となりスポーティでエモーショナルな走行を楽しめる「スポルト」モード、レーストラックで最大のパフォーマンスを発揮する「コルサ」モードというドライビングモードを選択することが可能になっている。

(編集部:小林 隆)