写真で見る
ちょっと写真で見る スバル「XV ハイブリッド 日本仕様 プロトタイプ」
(2013/4/19 12:00)
4月18日に日本仕様のプロトタイプが公開されたスバル(富士重工業)初のハイブリッド車「XV ハイブリッド」。その技術的な概要などは関連記事でお届けしたとおり。本記事では、ちょっと写真で見ると題して、各部写真をお届けする。
なお、写真は日本仕様のプロトタイプとなっており、初夏と発表された市販時には変更点が生ずる可能性がある。また、先進安全技術「EyeSight(アイサイト)」非搭載車となる。
XV ハイブリッドのボディーサイズは4450×1780×1550mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2600mm。エンジンは、最高出力110kW(150PS)/6000rpm、最大トルク196Nm(20.0kgm)/4200rpmとパワースペックは変わらないもののハイブリッドに最適化された水平対向4気筒 DOHC 2.0リッターエンジンを搭載する。FB20ベースとなるが、ハイブリッド最適化エンジンの型番は未発表であった。
モーターは、最高出力10kW、最大トルク65Nm。ガソリンエンジンとモーターのトルクをハイブリッド用エクストロニックCVTで制御。アクティブトルクスプリットAWD機構を持つ4WDシステムで、前後輪にトルク配分を行う。搭載バッテリーはパナソニック製のニッケル水素電池0,6kWh。燃費はJC08モード20.0km/Lを達成し、重量税・取得税は免税になる。なお、ハイブリッド化により、車重は120kg増加したものの、モーターのトルクをアシストトルクとして使用することで、2.5リッターエンジン以上のトルク感を得られていると言う。
【お詫びと訂正】記事初出時、車重は1470kgから1590kgへ120kg増加と記載しましたが、この重量はいずれも燃費計測に用いるIW(イナーシャウエイト)クラスになります。一般的に車重(乾燥重量)はIWより軽くなるため、現在未公開のXVハイブリッドの車重は1590kg以下になると思われます。ガソリンモデルとの車重差は120kgです。