まるも亜希子の「寄り道日和」
「MINI CHALLENGE JAPAN」で見かけたタータンチェックのコスチュームにキュンキュン
2021年7月29日 00:00
最後までドタバタが続いてどうなることかと思いましたが、とうとう東京オリンピックが開幕しましたね。人生を賭けてチャレンジする選手たちを見ていると、こちらまでこの夏、何かにチャレンジしたくなってくるから不思議です。これがスポーツのパワー、頑張る人のパワーなのでしょうか。
そしてチャレンジで思い出したのが、以前に夫がスポット参戦した、「MINI CHALLENGE JAPAN」というワンメイクレース。これがとても面白かったんです。モータースポーツの本場、英国で2002年にスタートしたNEW MINIだけが参加できるレースで、日本に上陸したのは2017年のこと。当初はMINIの中でも高性能版で本格スポーツ仕様となっているJCW(ジョン・クーパー・ワークス)のみで行なわれていたので、ちょっと敷居が高い印象だったのですが、2020年からはナンバー付きのクーパーSで参戦できる「CPSクラス」が誕生。グッとトライしやすくなったというわけなのです。
10年ほど前に、英国の伝統的なモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」を取材した時に感じたのは、そのパドックの設営からしてすごくスマートで「粋」だということ。コースという決戦の場では互いに敵となるドライバーやそのファミリーも、パドックでは同士として交流の場を持ち、よきライバルとして認め合って楽しい時間を過ごす。そんな雰囲気にとても憧れたものでした。
このMINI CHALLENGE JAPAN2021のパドックに到着してみると、どこかそんな英国で見たパドックの雰囲気がオーバーラップして見えて、とてもすてきだと感じました。応援に来た家族や友人が快適な空間で観戦したり休んだりできるラウンジも整えられていて、きちんと正装をしたコンシェルジュやボーイさんが、常に気を配っていてくれるところも素晴らしいと思います。
そして女性から見てもかわいくてキュンキュンしちゃったのが、MINI CHALLENGE JAPANのイメージガールとしてこのレースを盛り上げている新木みおさん、岡田夏芽さんのコスチューム! 英国らしいタータンチェック柄がセンスよく、スタイル抜群の2人にとても似合っていたのでした。
レースの方は、ワンメイクなのであちこちで接近したバトルが見られて、MT車とAT車が混走というのも面白いところ。女性にも人気のあるMINIが白熱した走りを繰り広げる様子は、レース観戦初心者にも楽しみやすいのかなと思いました。2021年シーズンは、8月21日~22日のSUGO、10月3日の岡山国際サーキット、12月11日~12日の富士スピードウェイと、残り3戦。コロナの状況次第ではキッズ向けプログラムやトークショー、ファンサービスなども開催されるかもしれませんので、ぜひチェックしてほしいと思います。