イベントレポート

ホンダ、レベル4自動運転で手軽で自由な移動を実現する「CI-MEV」世界初出展 まずはライドシェアを目標に開発

一般公開日:10月28日~11月5日

入場料:1500円~4000円

世界初出展のホンダ「CI-MEV」

 本田技研工業は10月25日、ジャパンモビリティショー2023(一般公開日:10月28日~11月5日、場所:東京ビッグサイト)にて、「CI-MEV(シーアイ・エムイーブイ)」を世界初出展した。

 CI-MEVは、長さ・幅・高さが軽自動車の規格内の三・四輪自動車で、乗車定員2名以下、定格出力8kW以下(または125cc以下)という、国交省が定める「超小型モビリティ認定制度」の規格に適合させることを視野に設計している車両。

CI-MEVは全長約2500mm・全幅約1300mmというコンパクトな設計

 左右のAピラー内側に1つずつ、左右のドアミラー下部に1つずつ、左右のボディ側面後方に1つずつの計6個の広角カメラで周囲360度をくまなく探知するほか、前後にも2つずつカメラを搭載し、自動車や自転車、歩行者などを素早く検知する機能を備えたことで、そレベル4の自動車運転を実現するという。また、自分でステアリングを操作して運転する際は、これらのカメラが安全支援システムとなり、運転を見守りつつサポートもしてくれる設定。

Aピラー内側のカメラ
ドアミラー下部のカメラ
ボディ側面後方のカメラ
フロントカメラ
リアカメラ

 自動車よりコンパクトで小まわりが利き、環境性能に優れ、地域の手軽な移動の足となるホンダ独自の協調人工知能(CI:Cooperative Intelligence)や、自動走行技術によってラストワンマイルを誰でも手軽に自由に移動できる四輪電動モビリティの実証車という位置づけで開発中で、想定している使用方法は、今いる場所に呼び出し、自動運転で現地に来たCI-MEVに乗り込み、音声で目的地を告げれば自動で目的地まで移動、降車後は自動運転で戻っていくといったロボタクシーで、都市部では近距離のショート移動。地方や山間部・過疎地ではちょっとした買い物や病院へ行く移動の足としての利用などを考えているという。現状はまずライドシェアをベースに構築していき、最終的には個人所有の車両としても展開を検討しているという。

定員は2名。レベル4の自動運転が可能なので、乗っているだけで移動できる想定
自分でも楽しく運転できることを目的にステアリングは残してある
ステアリング前にあるモニターではデモンストレーション映像が流れていた
ダッシュボードにあるシンプルなシフトボタン
トランク下部に着脱可能式バッテリ「Honda Mobile Power Pack e:」を4基搭載
リアゲートには先代N-BOXに装備されていた「後方視角支援ミラー」を装備
タイヤは横浜ゴムの「ブルーアースEs」で、サイズは135/80R12

 トランク下部に着脱可能式バッテリ「Honda Mobile Power Pack e:」を4基搭載していて、石油に頼らないグリーン電力で充電したバッテリを使用することで、カーボンニュートラル実現にも貢献するとしている。

編集部:塩谷公邦